イネにおけるsphingolipidomeの分子特性化と標的化定量的プロファイリング【Powered by NICT】

Ishikawa Toshiki; Ito Yukihiro; Kawai-Yamada Maki

文献

J-GLOBAL ID：201702261410840063 整理番号：17A0749758

イネにおけるsphingolipidomeの分子特性化と標的化定量的プロファイリング【Powered by NICT】

Molecular characterization and targeted quantitative profiling of the sphingolipidome in rice

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資料名：
巻： 88 号： 4 ページ： 681-693 発行年： 2016年
JST資料番号： A1374A ISSN： 0960-7412 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

メタボロミクスの基礎,包括的代謝産物プロファイリング技術の最近の進歩は,生物の各種代謝産物の機能,調節と複雑ネットワークの理解を容易にした。ここでは,複雑な植物スフィンゴ脂質の定量的メタボロミクス法,疎水性セラミド部分の種々の極性頭基と同様に構造異性体の構成を報告した。イネ(Oryza sativaL.)は単子葉植物の実験モデルとして用い,豊度が広範囲の百種の分子種を含む高度に複雑なスフィンゴリピドームを有することが示されている。複雑なスフィンゴ脂質構造の脂質合成と質量分析キャラクタリゼーション,イネにおける複合スフィンゴ脂質の標的化定量的プロファイリングのための包括的な理論的ライブラリーを構築するための基礎情報を提供するためのハイスループット法を確立した。得られた大規模データセットの多変量解析と組み合わせた確立スフィンゴリピドミックアプローチは,特に種々の糖鎖頭部基を有するグリコシルイノシトールホスホセラミドのサブクラスを含む異なるクラスイネスフィンゴ脂質は,イネの様々な組織における異なる定量的プロファイルをもつ分散,脂質クラスとサブクラスの組織依存性代謝と生物学的機能を示していることを明確に示した。スフィンゴリピドミック解析も脂質関連遺伝子の破壊は遺伝子依存性様式で典型的なスフィンゴリピドミック変化を引き起こすことを明らかにした。これらの結果は,スフィンゴ脂質代謝表現型の広いスクリーニングと同様に代謝のより深い調査,および作物の生育における複雑なスフィンゴ脂質種の生物学的機能への応用におけるスフィンゴリピドミックアプローチの有用性を明確に支持した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

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遺伝子発現 , 植物の生化学 , 生殖

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