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J-GLOBAL ID:201702261441164861   整理番号:17A0148740

スリランカ,南西高原コンプレックスからの変成岩中のジルコンの内部組織とU-Pb地質年代学

Internal textures and U-Pb geochronology of zircons in metamorphic rocks from the Southwestern Highland Complex, Sri Lanka
著者 (4件):
資料名:
巻: 111  号:ページ: 373-384(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: G0150B  ISSN: 1345-6296  CODEN: JMPSCA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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スリランカの南西高原コンプレックス(SWHC)のザクロ石-黒雲母片麻岩中のジルコンの内部組織とU-Pb年代を研究し,本研究地域で繰り返された熱的イベントの解明を試みた。ザクロ石-黒雲母片麻岩からのジルコンは砕屑性のコアと2~5段階の二次成長部から成る。砕屑性のジルコンコアの形状は丸みを帯びた形若しくは自~半自形で,累進的内部組織若しくは振動累帯構造を示す。丸みを帯びた若しくは自~半自形の砕屑性コアの形態は,SWHCにおける砕屑性ジルコンが幾つかの始生代から原生代の岩石に由来することを示唆する。砕屑性コアの年代範囲は3.3-1.7Gaで,3380-3220,2730-2660,2550-2490,2220-2170,1900-1700Maに区分され,それらは原岩の年代を意味する。3380-2170Maの砕屑性コアはTh/U比が0.3以上で,火成起源であることを示唆している。1900-1700Maの砕屑性コアはTh/U比が0.3以上若しくは1.3-0.1で,火成若しくは変成起源であることを示唆している。1900-1700Maと630-500Maの幾つかの二次成長部はTh/U比が0.1以下で,ジルコンの成長が熱的イベントに対応していることを示す。砕屑性コアを欠き変成作用に特徴的な内部組織を示す成長帯を有するジルコンは630-500Maの年代値を示し,これは最終的なグラニュライト相変成作用の発生時期を示唆している。(翻訳著者抄録)
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著者キーワード (4件):
分類 (2件):
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岩石成因論  ,  年代測定 
引用文献 (66件):
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