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J-GLOBAL ID：201702262677708934   整理番号：17A0446245

ビタミンEはゼブラフィッシュ(Danio rerio)の初期発生における形態と挙動に及ぼすエンドスルファン誘発毒性効果を減少させる【Powered by NICT】

Vitamin E reduces endosulfan-induced toxic effects on morphology and behavior in early development of zebrafish (Danio rerio)

著者 (5件)： Dale K. (National Institute of Nutrition and Seafood Research (NIFES), PO Box 2029, NO-5817 Bergen, Norway) ,  Rasinger J.D. (National Institute of Nutrition and Seafood Research (NIFES), PO Box 2029, NO-5817 Bergen, Norway) ,  Thorstensen K.L. (National Institute of Nutrition and Seafood Research (NIFES), PO Box 2029, NO-5817 Bergen, Norway) ,  Penglase S. (National Institute of Nutrition and Seafood Research (NIFES), PO Box 2029, NO-5817 Bergen, Norway) ,  Ellingsen S. (National Institute of Nutrition and Seafood Research (NIFES), PO Box 2029, NO-5817 Bergen, Norway)
資料名： Food and Chemical Toxicology  (Food and Chemical Toxicology)
巻： 101  ページ： 84-93  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0937A  ISSN： 0278-6915  CODEN： FCTOD7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究の目的は,ビタミンE(α TOC)は殺虫剤エンドスルファン(ESF)の発生毒性を調節し,修正されたゼブラフィッシュ胚毒性試験(ZET)を用いたかを調べることであった。ゼブラフィッシュ(Danio rerio)胚を受精後6~72時間曝露した(hpf)ESF(0.1 50 mg/L)またはα-TOC(0.01 3 mM)のどちらかに単独または組合せ,である。胚形態,幼生挙動および抗酸化遺伝子発現に及ぼすこれらの曝露の影響を調べた。48hpfで表現型解析はE SFは胚奇形の用量依存的な増加,軸奇形,心膜浮腫,色素沈着の減少をもたらすことを示した。α-TOC(1 3 mM)を用いたESFの共曝露はE SF誘導胚奇形を有意に減少させた(p<0.05)。α-TOCのみへの曝露は生存或いは奇形の速度に影響しなかった。挙動研究はE SFは受精後5日で多動を引き起こし,発達神経毒性効果を示した。ESF誘導多動をα-TOCにより改善された。上昇ESF濃度は抗酸化遺伝子CuZn sod,gpx1aと猫のダウンレギュレーションを引き起こし,ESFは胚の酸化ストレスを促進することを示唆した。α-TOCはこれらの遺伝子のESF誘導調節不全を防止しなかった。これらの結果は,α-TOCはE SFに起因する表現型および行動効果から保護するが,抗酸化遺伝子発現のESF誘導異常を救済しなかったことを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 浮腫 ,  遺伝子 ,  神経毒性 ,  色素沈着 ,  ダウンレギュレーション ,  受精 ,  *ビタミンE ,  酸化ストレス ,  *毒性 ,  酸化防止 ,  *ゼブラフィッシュ ,  表現型 ,  脂環式化合物 ,  酸素複素環化合物 ,  有機塩素化合物 ,  亜硫酸エステル ,  オレフィン化合物 ,  架橋化合物 ,  硫黄複素環化合物
準シソーラス用語： 表現型解析 ,  発生毒性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 神経発生 ,  エンドスルファン ,  神経毒性 ,  ビタミンE ,  ゼブラフィッシュ

分類 (4件)： 消炎薬の基礎研究  (GW15010T) ,  遺伝子発現  (EC02040Q) ,  発生と分化  (EJ16020W) ,  生薬の薬理の基礎研究  (GX06020J)

物質索引 (1件)： エンドスルファン

タイトルに関連する用語 (9件)： ビタミンE ,  ゼブラフィッシュ ,  Danio ,  初期発生 ,  形態 ,  挙動 ,  エンドスルファン ,  誘発 ,  毒性効果