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J-GLOBAL ID:201702262694001307   整理番号:17A0700570

ドコサヘキサエン酸強化りん脂質はマウスにおける卵黄りん脂質とダイズりん脂質への肥満関連代謝障害に対してより優れた効果を示す【Powered by NICT】

Docosahexaenoic acid-enriched phospholipids exhibit superior effects on obesity-related metabolic disorders to egg yolk phospholipids and soybean phospholipids in mice
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巻: 118  号: 11  ページ: 1712-1721  発行年: 2016年 
JST資料番号: B0531A  ISSN: 1438-7697  CODEN: EJLST  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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異なる起源からの生物活性リン脂質(PL)は,特に脂肪酸組成,その生理活性に影響する可能性がある化学組成が大きく変化した。研究では,卵黄りん脂質(EGG PL),大豆リン脂質(SOY PL),および海洋ドコサヘキサエン酸強化りん脂質(DHA PL)は肥満関連代謝障害に及ぼすそれらの影響を比較するために7週間高脂肪(HF)食餌誘発肥満C57BL/6Jマウスに投与した。卵PL,大豆PL,およびDHA-PLは精巣上体脂肪組織重量,血圧及び低下した肝臓TGレベルを有意に減少させた。DHA-PLのみが腎周囲脂肪組織重量を減少させ効率的に,血清グルコース,インスリン,IL-6およびTGレベルを低下させた。これら三リン脂質はデルタ9不飽和化指数,オレイン酸とステアリン酸の比率を有意に減少させ,肝臓におけるFASの酵素活性と遺伝子発現を減少させたが,DHA-PLもSREBP-1cとSCD-1のmRNAレベルを著しく低下させた。肝全カタラーゼとペルオキシソームβ-酸化活性はDHA-PL補給後に有意に増加した。これらのデータは,異なる脂肪酸組成を有するPLの生物学的効果は完全に等価ではないし,n-3PUFAに富む,DHA-PLは肥満関連代謝障害,特に脂質代謝を改善し,SREBP-1c仲介脂質生成の優れた阻害と肝脂肪分解の上昇に起因してより効率的であったことを示した。実用化:本研究は栄養の観点から生物活性りん脂質の食事摂取量の指導を公共を与え,ヒトにおける慢性代謝性疾患の予防に関与するDHA-PLを含む機能性食品の開発のための情報支援を提供する。もう一つの側面では,これらの材料は,n-3多価不飽和脂肪酸富有りん脂質の最良の源であるので,この研究はまた,海洋水生原料の開発と利用のための重要な方向を提供した。食餌性卵黄りん脂質,大豆リン脂質,および海洋ドコサヘキサエン酸強化りん脂質(DHA PL)はマウスにおける肥満関連代謝異常を効率的に改善できた。特に,n-3PUFAに富む,DHA-PLはベストの改善効果を示し,特に脂質代謝,SREBP-1c仲介脂質生成の優れた阻害と肝脂肪分解の上昇に起因すると考えられる。そのような知見は,ヒトにおける慢性代謝性疾患を防止するための参加DHA-PLを含む機能性食品の開発に有用となるだろう。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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脂質の代謝と栄養 

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