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J-GLOBAL ID:201702262703319732   整理番号:17A0410963

真珠層色形成に関与するH yriopsis cumingii新規チロシナーゼとチロシナーゼ関連蛋白質遺伝子のHcTyrとHcTyp I【Powered by NICT】

HcTyr and HcTyp-1 of Hyriopsis cumingii, novel tyrosinase and tyrosinase-related protein genes involved in nacre color formation
著者 (8件):
資料名:
巻: 204  ページ: 1-8  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0956B  ISSN: 1096-4959  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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チロシナーゼは色素沈着,創傷治癒,クチクラの硬化,酸素輸送と自然免疫のような生物学的過程に関与する重要な酵素である。真珠層色は真珠の色に影響を及ぼすので,マントルからのクローニング新規チロシナーゼ蛋白質とチロシナーゼ関連蛋白質遺伝子(それぞれHcTyrとHcTyp)によるH yriopsis cumingii(重要な淡水真珠産生イガイ)における真珠層色に及ぼすチロシナーゼの影響を調べた。HcTyrとHcTypの推定アミノ酸配列は保存されたドメインを含み,HcTypは付加的なキチン結合ドメインを含んでいた。二種類のイガイの,紫殻と白色殻は,殻の色におけるチロシナーゼの役割を調べるために用いた。HcTyrとHcTyp I mRNAは主にマントルで発現していたが,HcTyrの発現は白色ムラサキイガイ中より紫色イガイで高かったHcTypの発現は白色イガイの方が高かった。HcTypの強力かつ特異的なmRNAシグナルはマントル外套の背側上皮細胞で検出され,いくつかの信号は,外殻層溝の上皮細胞で検出された,HcTypは殻皮層と真珠層形成に関与する可能性がある。強い及び特異的m RNA信号もマントル外套の背側上皮細胞で検出された,HcTyrは真珠層形成に関与する可能性がある。さらに,紫イガイにおけるマントルのチロシナーゼ活性は白色イガイよりも高かった。これらの知見は,HcTyrとHcTypはH.cumingiiにおける真珠層色の形成に関与する可能性があることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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動物の生化学  ,  魚類以外の水産動物 
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