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J-GLOBAL ID:201702262772498633   整理番号:17A0123972

サルビアノール酸Bは慢性軽度ストレス処理したマウスにおける抑うつ様行動を改善する:神経炎症性経路の関与【Powered by NICT】

Salvianolic acid B ameliorates depressive-like behaviors in chronic mild stress-treated mice: involvement of the neuroinflammatory pathway
著者 (9件):
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巻: 37  号:ページ: 1141-1153  発行年: 2016年 
JST資料番号: C0089D  ISSN: 1671-4083  CODEN: APSCG5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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目的:大うつ病性障害(MDD)はneurotransmitterneuroendocrineシステムと神経炎症応答の機能障害に関連する衰弱性精神疾患である。サルビアノール酸B(SalB)は種々の薬理活性,抗炎症,抗酸化作用と神経保護作用を示した。本研究では,SalBは慢性軽度ストレス(CMS)マウスモデルにおけるantidepressantlike作用を生成し,SalBの抗うつ薬様作用の基礎をなす機構を検討したかどうかを調べた。【方法】マウスは6週間CMSパラダイムに供した。過去3週間でマウスは日常SalB(20mg/kg( 1)d( 1),ip)または陽性対照薬イミプラミン(20mg/kg( 1)d( 1),ip)を投与した。抑制のような挙動は,スクロース嗜好試験,強制水泳試験(FST)および尾懸垂試験(TST)を用いて評価した。海馬および皮質におけるサイトカインの遺伝子発現をRT-PCRで分析した。血漿コルチコステロン(CORT)と脳サイトカイン濃度はELISAキットを用いて測定した。脳組織における神経アポトーシスおよびミクログリア活性化は免疫蛍光染色を用いて検出した。SalBまたはイミプラミンの【結果】投与は,CMS処置マウスの減少したスクロース嗜好比を無効にし,FSTとTSTにおける不動時間を有意に減少させた。SalBの投与は,炎症性サイトカインの発現を減少させたIL-1βとTNF-α,CMS処置マウスの海馬と皮質における抗炎症性サイトカインの発現を増加させIL-10およびTGF-βし,それらの上昇した血しょうCORTレベルを正常化し,イミプラミンの投与は,CMS処置マウスの海馬と皮質におけるプロおよび抗炎症性サイトカイン間の不均衡に有意な影響を及ぼさなかった。最後に,SalBの投与は海馬と皮質のCMS誘導アポトーシスとミクログリア活性化を有意に減少させ,イミプラミンの投与は海馬と皮質のCMS誘導アポトーシスとミクログリア活性化に有意な影響を及ぼさなかった。【結論】SalBはうつ病のCMS誘導マウスモデル,海馬および皮質における抑制ミクログリア関連アポトーシスと関連するにおける強力な抗うつ剤様効果を発揮する。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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芳香族単環フェノール類・多価フェノール  ,  生薬の薬理の基礎研究  ,  神経の基礎医学 
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