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J-GLOBAL ID：201702262792272759   整理番号：17A0704527

強化されたS-アデノシルメチオニン生産のためのATPセンシングリボスイッチを用いた大腸菌におけるATP濃度の制御【Powered by NICT】

Control of ATP concentration in Escherichia coli using an ATP-sensing riboswitch for enhanced S-adenosylmethionine production

著者 (4件)： Chen Yawei (College of Chemical and Pharmaceutical Engineering, Henan University of Science and Technology, 263 Kaiyuan Avenue, Luoyang 471023, PR China. [e-mail]) ,  Zhou Huiyun ,  Wang Meng ,  Tan Tianwei
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 36  ページ： 22409-22414  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ATPはEscherichia coliにおけるS-アデノシルメチオニン(SAM)合成のための制限前駆体である。発酵プロセスの従来の最適化とは対照的に,SAMの産生を促進するために,新しい効率的な調節アプローチとして開発されたリボスイッチに基づく戦略は,細胞内ATP濃度の制御に適用した。本研究では,新たに発見されたATPを感知するリボスイッチydaOモチーフはSAM生合成におけるATPの要求のバランスをとるために使用した。結果はBacillus subtilis由来ydaO RNA要素はE.coliにおける遺伝子発現の調節において役割を果たす可能性があることを示した。ATPにより誘発された,ydaOモチーフベース制御戦略はATPレベルと同様にSAMの力価を改善した。AYV,最良の株の細胞内SAM価は対照と比較して約55%増加した最高のSAM価(1.23mg/L~( 1))を生成した。全体的に,この方法は,E.coliにおけるATPの調節への新たな洞察を可能にした。これらの結果は,工業的ATP駆動バイオプロセスのATPバランスのためのATPを感知するリボスイッチを用いた最適の戦略を実証した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 発酵過程 ,  枯草菌 ,  最適化 ,  RNA【核酸】 ,  *大腸菌 ,  遺伝子発現 ,  前駆体 ,  生合成 ,  脂肪族アミン ,  スルフィド ,  プリンヌクレオシド ,  リボシド ,  リボヌクレオシド ,  脂肪族カルボン酸 ,  含硫アミノ酸
準シソーラス用語： バイオプロセス ,  制御戦略 ,  *リボスイッチ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 微生物代謝産物の生産  (FK03020A) ,  微生物生理一般  (EG03051L)

物質索引 (1件)： S-アデノシルメチオニン

タイトルに関連する用語 (4件)： 強化 ,  S-アデノシルメチオニン ,  ATP ,  大腸菌