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J-GLOBAL ID:201702262913453001   整理番号:17A0400034

121 1085°Cの温度範囲におけるTi_3SiC_2とTi_3AlC_2の中性子照射の影響【Powered by NICT】

Effects of neutron irradiation of Ti3SiC2 and Ti3AlC2 in the 121-1085 °C temperature range
著者 (7件):
資料名:
巻: 484  ページ: 120-134  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0148A  ISSN: 0022-3115  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ここでは,121(12),735(6)及び1085(68)°Cの照射温度で約6×10~20n/m~2 5×10~21n/m~2および1.7×10~22n/m~2の全フルエンスに曝された多結晶Ti_3SiC_2とTi_3AlC_2試料の中性子照射への応答における欠陥の形成について報告した。これらのフルエンスは,0.14年,1.6年および3.4dpaに対応した。121°Cと735°Cで0.14dpaまで照射後,ブラックスポットがTi_3SiC_2とTi_3AlC_2の両方で透過型電子顕微鏡により観察された。735°Cで1.6および3.4dpaまで照射後,基底転位ループ,1/2のBurgersベクトル[0001]とTi_3SiC_2で観察され,1.6dpaおよび3.4dpa後21(6)および30(8)nmのループ直径であった。Ti_3AlC_2では,735°Cで3.4dpa後に観察され,積層欠陥に加えて大きな転位ループ,直径75(34)nmであった。MAX相における積層欠陥TiC小板と同様に,TiCの不純物粒子は全ての条件で広範な転位ループを形成することが分かった。空洞は結晶粒界で3.4dpa照射後の積層欠陥内に観察され,1085°CでTiC領域における広範な空洞形成であった。注目すべきことに,1μmのオーダのデヌーデッドゾーンは735°Cで3.4dpaまで照射後Ti_3SiC_2で観察された。直径3 5μm,小結晶粒はこの用量で1085°Cでの照射後損傷フリーであった。ここで示された結果は,MAX相の層の存在は,照射耐性を顕著に向上させることを再度確認した。これらの結果に基づいて,3.4dpaまで,Ti_3SiC_2は温度が700°C以上である限り,高温核応用のための有望な候補であるCopyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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原子炉の構成要素と原子炉材料一般  ,  その他の物質の放射線による構造と物性の変化 
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