文献

J-GLOBAL ID：201702262931607954   整理番号：17A0499343

金担持二次元オキシ水酸化コバルト(CoOOH)および多層酸化コバルトの島

Gold-supported two-dimensional cobalt oxyhydroxide (CoOOH) and multilayer cobalt oxide islands

著者 (4件)： Fester Jakob (Interdisciplinary Nanoscience Center (iNANO), Aarhus University, 8000 Aarhus C, Denmark. [e-mail]) ,  Walton Alex ,  Li Zheshen ,  Lauritsen Jeppe V.
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 3  ページ： 2425-2433  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究においてはAu(111)表面におけるCoO二原子層の島の酸素雰囲気での優先的にO-Co-O三原子層および高温でのO-Co-O-Co-O多原子層への容易な変換を検討した。走査型トンネル顕微鏡法,X線光電子放出分光法(XPS)および価電子帯分光法を用いて島の形態をキャラクタリゼーションおよび比較し,コバルト酸化状態が二原子層中のCo²⁺から三原子層中の純粋Co³⁺および多原子層形態中のCo²⁺とCo³⁺との混合物へ変化することを示した。二原子層および多原子層とは対照的に,三原子層構造はAu(111)基板と擬形的に成長するようであり,さらにXPSおよび価電子帯分光法におけるOH化学種の指紋と相関させたSTM中の超構造体の出現によって立証されるように,この島型の上にヒドロキシル被覆層が存在することを明らかにした。得られたヒドロキシル化三原子層の島からなる層状形態は,電気化学環境において存在する酸化コバルト酸素発生反応触媒の活性相であると提案されているβ-CoOOHの剥離シートと同一であり,従ってこの合成された構造は価値あるモデル触媒として使用され得ると考えた。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *金 ,  *担持触媒 ,  *酸化コバルト ,  *水酸化物 ,  層 ,  状態 ,  *島状構造
準シソーラス用語： 二原子層 ,  酸化状態 ,  島構造

分類 (2件)： 不均一系触媒反応  (CB06100E) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

タイトルに関連する用語 (6件)： 金 ,  担持 ,  オキシ水酸化コバルト ,  多層 ,  酸化コバルト ,  島