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J-GLOBAL ID:201702263081797402   整理番号:17A0470163

炭素ドット-物理-機械的性質に特に関連した高分子のためのユニークな強化充てん剤【Powered by NICT】

Carbon dot - Unique reinforcing filler for polymer with special reference to physico-mechanical properties
著者 (5件):
資料名:
巻: 112  ページ: 189-200  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0472B  ISSN: 0032-3861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,非常に低濃度でカルボキシル化アクリロニトリルブタジエン(XNBR)ラテックス中の炭素ドット(CD)の強化効率を報告した。アミンとカルボキシル官能化CDを,クエン酸とグリシンから合成した。CDはカップリング剤として1-(3-ジメチルアミノプロピル)-3-エチルカルボジイミド塩酸塩(EDC.HCl)とN ヒドロキシスクシンイミド(NHS)を用いてXNBRラテックスに共有結合させた。XNBRラテックスとCDsとの共有結合共役はFourier変換赤外分光法(FTIR),動的光散乱(DLS)およびX線光電子分光法(XPS)により確認した。CDsとXNBR CD複合体の光学的性質を紫外(UV)-可視,蛍光分光法,時間分解蛍光分光光度計とヘイズ計によって特性化した。XNBRラテックスの引張応力-歪特性は,XNBRラテックスにCDの添加により劇的に増加する。2phr CD負荷XNBRラテックスの最大引張応力は純XNBRラテックスの最大引張応力よりも約215%高かった。XNBRラテックスにCDを導入したXNBRラテックスのtanδピーク温度のtanδピーク高さの増加と同時に減少した。添加では,CDの2phrを含む試料の貯蔵弾性率(G′)値は純XNBRラテックスの貯蔵弾性率値(G′)より161%高かった。CDの4phrを含む試料の分解温度(T_i)値の開始は純XNBRラテックスのT_i値よりも40°C高かった。一方,CDの1phrを含むXNBRラテックスの最大分解温度(T_max)は純XNBRラテックスのT_max値よりも11°C高かった。元CDsとXNBR CD複合体の形態を透過型電子顕微鏡(TEM)を用いて解析した。著者らの知識の及ぶ限りでは,これは炭素族の他の新規充填剤に反してエラストマの物理-機械的性質に及ぼすCDsの影響を解析する最初の報告である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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高分子固体の力学的性質 

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