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J-GLOBAL ID:201702263280614482   整理番号:17A0451136

4Rhopalosiphum padi(L.)熱ショック蛋白質遺伝子の転写と熱ストレスと殺虫剤曝露への応答【Powered by NICT】

Transcription of four Rhopalosiphum padi (L.) heat shock protein genes and their responses to heat stress and insecticide exposure
著者 (5件):
資料名:
巻: 205  ページ: 48-57  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0461B  ISSN: 1095-6433  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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世界的規模で有害な害虫ムギクビレアブラムシRhopalosiphum padi(L.)は他のコムギアブラムシよりもより多くの熱耐性,異なる殺虫剤に対する抵抗性を開発した。熱ショック蛋白質(H SP)は環境ストレスへの対処に重要な役割を果たしている。熱と殺虫剤ストレスに対するHsp転写応答を調べるために,R.padi(RpHsp60,RpHsc70,RpHsp70およびRpHsp70,2)から四の完全長Hsp遺伝子をクローン化した。四RpHspsは全てのR.padi発育段階中に見られたが,種々のレベルで発現した。RpHspsのmRNAレベルは熱ストレス下で増加し,無翅形態(37°Cまたは38°C)よりも有翅型における低い温度(36°C)で最大誘導を達成した。熱ストレス下のRpHsp発現はRpHsp70とRpHsp70IIは無翅および有翅形態で誘導されることを示唆する,RpHsc70である無翅形態における熱誘導性だけで,RpHsp60は熱ストレスへの低い感度を示した。37°Cでの前処理は,その後の致死温度で生存率とR.padiのRpHsps発現レベルの両方を著しく増加させる。β-シペルメトリンの二亜致死濃度(LC_10とLC_30)への曝露下で,両RpHsp70とRpHsp70発現を誘導し,曝露後最大24時間に達した。とは対照的に,RpHsp60の発現はβ-シペルメトリンの亜致死濃度により誘導されなかった。さらに,熱ショックに対するRpHsp70とRpHsp70の応答はβ-シペルメトリンへのそれらよりも敏感であった。これらの結果は,RpHsp発現の誘導は熱耐性に関連していることを,RpHsp70とRpHsp70は熱と農薬ストレスの両方に応答に関与する主要な遺伝子であることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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