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J-GLOBAL ID：201702263448833347   整理番号：17A0759883

北極海の二重拡散階段の空間的変動性【Powered by NICT】

Spatial variability of the Arctic Ocean’s double-diffusive staircase

著者 (4件)： Shibley N. C. (Department of Geology and Geophysics, Yale University, New Haven, Connecticut, USA) ,  Timmermans M.-L. (Department of Geology and Geophysics, Yale University, New Haven, Connecticut, USA) ,  Carpenter J. R. (Institute of Coastal Research, Helmholtz-Zentrum Geesthacht, Geesthacht, Germany) ,  Toole J. M. (Department of Physical Oceanography, Woods Hole Oceanographic Institution, Woods Hole, Massachusetts, USA)
資料名： Journal of Geophysical Research: Oceans  (Journal of Geophysical Research: Oceans)
巻： 122  号： 2  ページ： 980-994  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2386A  ISSN： 2169-9275  CODEN： JGREA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 北極海熱塩成層はしばしば二重拡散対流の拡散型に起因することを大西洋水層を覆う階段構造を示した。階段は,鋭い界面によって分離された厚さO(1)mの複数の層から成り,それを横切って温度と塩分は急激に変化した。2004年から2013年までの氷係留プロファイラ測定の詳細な解析により,二重拡散階段構造は,北極海全体を横切って特性化した。大規模北極海循環は小規模階段特性にどのように影響するかを示した。これら階段特性(界面を横切る層の厚さと温度及び塩分ジャンプ)は階段成層に及ぶバルク垂直密度比との関係で検討した。ロモノーソフ海嶺はカナダ側のユーラシア側と高い密度比(約6 7)上の低密度比(約3 4)の領域間の近似境界として役立つことを示した。ユーラシア海盆階段は,カナダ海盆におけるより少ない,より薄い層で特徴づけられることを見出し,全盆地の縁は比較的薄い層と明確に定義された階段の欠如によって特性化される。二重拡散4/3フラックス則パラメータ化はO(0.1)Wm~ 2とカナダ海盆における垂直熱流束を推定した。4/3フラックス則はユーラシア海盆階段を通る熱流束の適切な表現ではないかもしれないことを示した。分子熱流束はO(0.01)とO(0.1)Wm~ 2の間であると推定した。しかし,多くの不確実性がこれらのフラックスの正確な性質にある。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： キャラクタリゼーション ,  成層 ,  不確実性 ,  塩分 ,  *北極海 ,  パラメタリゼーション ,  大西洋 ,  海盆 ,  熱流束 ,  カナダ ,  界面
準シソーラス用語： カナダ海盆 ,  ユーラシア ,  二重拡散対流 ,  *二重拡散 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： 北極海 ,  二重拡散 ,  大西洋水

分類 (2件)： 海洋の構造・力学・循環  (DC06030G) ,  海氷  (DC06050C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 北極海 ,  二重拡散 ,  階段 ,  空間的変動