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J-GLOBAL ID:201702263548291878   整理番号:17A0408870

肝臓特異的STAT5遺伝子の欠失は胆汁酸代謝遺伝子の発現を変化させ,結石形成食餌を与えられたマウスの肝障害を減少させる【Powered by NICT】

Deletion of liver-specific STAT5 gene alters the expression of bile acid metabolism genes and reduces liver damage in lithogenic diet-fed mice
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巻: 39  ページ: 59-67  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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シグナル伝達体及び転写アクチベータ5(STAT5)は成長ホルモン信号,肝臓コレステロール取込と胆汁酸代謝を制御している可能性を仲介する。肝コレステロール恒常性と胆汁酸代謝の調節解除は肝障害とコレステロール胆石発生を引き起こす可能性がある。本研究の目的は,通常の餌とコレステロールおよび胆汁酸含有結石形成食での肝臓特異的STAT5ノックアウト(STAT5 LKO)マウスを用いてコレステロールと胆汁酸代謝における局所STAT5シグナル伝達の役割を理解することであった。STAT5LKOマウスはSTAT5とインシュリン様成長因子-1遺伝子の有意なダウンレギュレーションを示した。STAT5遺伝子欠失はコレステロール代謝にわずかな影響を有し,循環コレステロールレベルのわずかな変化とSTAT5LKOマウスにおける肝臓低密度リポ蛋白質受容体とコレステロール合成遺伝子の発現に変化はなかっによって証明された。とは対照的に,胆汁酸合成と取込遺伝子は著しく下方制御され,胆汁酸解毒遺伝子はSTAT5LKOマウスでアップレギュレートされていた。STAT5fl/flマウスでは,結石形成性食は肝臓損傷を誘導し,肝臓バルーニング,炎症および線維症の中程度の増加により証明された。しかし,STAT5欠失は結石形成性食により誘発された肝損傷の程度を改善した。STAT5LKOマウスでは,結石形成性食はコレステロール胆石の発生または重症度を変化させなかった。結論として,局所STAT5シグナル伝達がコレステロール代謝に重要な役割を持っていない。対照的に,肝臓STAT5シグナル伝達は胆汁酸の合成,輸送と解毒の遺伝子の転写調節に重要な役割を果たしているが,胆汁酸代謝において小さな役割を保持するだけであった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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脂質の代謝と栄養 
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