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J-GLOBAL ID:201702263767101131   整理番号:17A0388724

ジナフト[2,3-b:2′,3′-f]チエノ[3,2-b]チオフェン(D NTT)有機半導体における熱輸送の分子動力学研究【Powered by NICT】

Molecular dynamics study of thermal transport in a dinaphtho[2,3-b:2′,3′-f]thieno[3,2-b]thiophene (DNTT) organic semiconductor
著者 (4件):
資料名:
巻:号:ページ: 2262-2271  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2323A  ISSN: 2040-3364  CODEN: NANOHL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ジナフト[2,3-b:2′,3′-f]チエノ[3,2-b]チオフェン(D NTT),高移動度と空気中で安定な小分子有機半導体における熱輸送は非平衡分子動力学を用いてシミュレートした。D NTTの熱伝導率は,結晶サイズと配向方向(a*,b*およびc*)に強く依存することが分かった。a*,b*およびc*方向に沿ったD NTTのバルク熱伝導率はそれぞれ0.73,0.33および0.95Wm~ 1K~ 1であった。実験でD NTT薄膜の多結晶性は,熱境界抵抗(TBR)と熱伝導率に及ぼす空格子点の影響を考慮する必要があることを意味している。異なる界面を通過するTBRはa*,b*,a*-cおよびb*-c*界面に対する7.00±0.26と6.15±0.13と3.20±0.09×10~ 9m~2K W~ 1であった。一方,6%の空孔濃度を持つD NTTの熱伝導率は,a*,b*およびc*方向に44%,33%および35%減らすことができる。著者らの知見は,フォノンの境界と欠陥散乱は有機半導体の熱伝導率に及ぼす有意な影響を持つことを示した。本研究では,有機電子素子における有機半導体の熱的性質を制御するための基本的な知識を寄与する。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (5件):
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太陽電池  ,  比熱・熱伝導一般  ,  半導体薄膜  ,  光伝導,光起電力  ,  半導体結晶の電気伝導 

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