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J-GLOBAL ID:201702263877149212   整理番号:17A0660542

河川水中のヒトおよび動物のための潜在的に病原性Yersinia enterocolitica株の特性化【Powered by NICT】

Characterization of Yersinia enterocolitica strains potentially virulent for humans and animals in river water
著者 (6件):
資料名:
巻: 121  号:ページ: 554-560  発行年: 2016年 
JST資料番号: A0635A  ISSN: 1364-5072  CODEN: JAMIFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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目的:本研究の目的は,ポーランドにおけるDrweca川の上流部から採取した水試料中のYersinia enterocoliticaの病原性株を潜在的に分離し,同定することであった。【方法】と結果:三十九の水試料を収集した。菌株は,37°CでAPI~20E試験キット((Biomerieux,Marcyl’Etoile,フランス)を用いて同定され,血清型と分子分析の対象に分離した。多重PCR法は三病原性遺伝子ail,ystA及びystBを増幅するために行った。ail,ystA遺伝子の断片は分析した菌株の遺伝的材料では同定されなかった。ystB遺伝子は四株で同定された。バイオタイプ1AのYersinia enterocolitica株,ystB遺伝子を含む,胃腸障害を引き起こす可能性がある。【結論】著者らの研究では,血清型0:3,0:5および0:8をもつ生物型1A/ystBの腸炎エルシニア株はナチュラ2000,欧州連合における自然保護地域の最大ネットワークの一つにより保護された地域を流れるDrweca川から採取した試料で同定した。Drweca川におけるY.enterocoliticaの存在は,分析した細菌は自然水域にコロニーを形成することを示した。研究の意義と影響:多くの研究は,Y.enterocolitica感染源としての食品や下水に焦点を当てた。天然水中のこの病原体の発生についてはほとんど知られていない。著者らの結果は,天然水は,ヒトおよび動物の健康にも潜在的脅威であることを示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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微生物形態学・分類学 

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