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J-GLOBAL ID:201702263906583231   整理番号:17A0125174

マウスにおける化学療法誘発骨髄抑制に対するペオニフロリンとアルビフロリンの保護効果【Powered by NICT】

Protective effects of paeoniflorin and albiflorin on chemotherapy- induced myelosuppression in mice
著者 (8件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 599-606  発行年: 2016年 
JST資料番号: C2647A  ISSN: 2095-6975  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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Paeonia lactiflora根(中国語でbaishao)は,伝統的な漢方薬(TCM)で一般的に使用されるハーブである。二異性体,ペオニフロリン(PF)とアルビフロリン(AF)は,P.lactifloraから単離された。本研究は,マウスにおける化学療法により誘発される骨髄抑制に及ぼすPF及びAFの保護効果を調べ,基となる機構を検討することを目的とした。マウス骨髄抑制モデルはシクロホスファミド(CP,200mg×kg( 1))の腹腔内(i.p.)注射により確立した。血球計数を行った。胸腺指数と脾臓指数も決定し,骨髄組織学的検査を行った。プラズマ中の血清とコロニー刺激因子(G CSF)における腫瘍壊死因子-α(TNF α)のレベルは酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)により測定し,インターロイキン-3(IL 3),顆粒球macrophagecolony stimulatingfactor(GM CSF),インターロイキン-6(IL 6)の血清レベルは放射性免疫分析(RIA)により測定した。脾臓および骨髄細胞におけるIL-3,GM-CSFとG-CSFのmRNA発現蛋白質のレベルは,それぞれ決定した。PF・AFは有意に白血球細胞(WBC)数を増加させ,胸腺の萎縮を逆転させた。もGM-CSFとIL-3の血清レベルとG-CSFの血漿レベルを増加させ,血清中のTNF-αのレベルを減少させた。PFはIL-3とAFのmRNAレベルひ臓におけるGM-CSFとG-CSFのmRNAレベルを増強を促進した。PF・AFは骨髄細胞におけるGM-CSFとG-CSFの蛋白質レベルを増加させた。結論として,著者らの結果は,PFとAFはマウス骨髄抑制モデルにおける骨髄造血機能の回復を促進することを示した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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生薬の薬理の基礎研究  ,  生薬一般 

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