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J-GLOBAL ID:201702263966600706   整理番号:17A0124263

柑橘類果樹園におけるカンキツトリステザウイルス(Citrus tristeza virusを検出するためのモノクローナル抗体をベースにした血清学的方法【Powered by NICT】

Monoclonal antibody-based serological methods for detecting Citrus tristeza virus in citrus groves
著者 (7件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 324-330  発行年: 2016年 
JST資料番号: C2868A  ISSN: 1674-0769  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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カンキツトリステザウイルス(CTV)は最も経済的に重要なカンキツウイルスの一つであり,世界中で柑橘類産業有害であった。CTVの信頼性のある有効な血清学的検出法を開発するために,CTVの主要カプシド蛋白質(CP)遺伝子を発現ベクターpET-28aを用いて大腸菌BL21(DE3)で発現させ,Ni~+-NTA親和性クロマトグラフィーにより精製した。組換蛋白質はBALB/cマウスを免疫化するのに用いた。CTVに対するモノクローナル抗体(MAb)を産生する四ハイブリドーマ細胞株(14B10,14H11,20D5,20G12)は一般的なハイブリドーマ技術を介して得られた。四ハイブリドーマ株から分泌されるMAbを含む腹水の力価は10~( 6)~10( 7)への間接的酵素結合免疫吸着検定法(ELISA)であった。ウエスタンブロットは,四種類全てのMAbはCTV CPと特異的に反応することを示した。調製したMAbを用いて,ドット-ELISA,組織プリントELISA,三重抗体サンドイッチ(TAS)-ELISAは樹木苗床と疫学的研究におけるCTVを検出するために開発した。開発したELISAとTAS-ELISA法は希釈率1:2560と1:10,240の(w/v, g/mL)に感染した柑橘類の葉の粗抽出物中のCTVを検出することができた。組織印刷ELISAは大規模野外試料検出,主に試料調製要件のその単純さと欠如のために特に有用である。現地調査は,CTVは中国の重慶市,江西省,浙江省のカンキツ樹での流行していることを明らかにした。血清学的およびRT-PCR試験結果の一致率は99.5%以上に達した。CTVと確立された高感度で特異的な血清学的分析に対して調製したMAbはわが国におけるCTVの検出と予防と制御における重要な役割を持っている。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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果樹  ,  ウイルスによる植物病害 

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