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J-GLOBAL ID：201702263986904681   整理番号：17A0803724

位置情報から未来社会を構想する ビッグデータで描く地域の現在と未来の姿

著者 (1件)： 秋山祐樹 (東大 空間情報科研セ)
資料名： 地域開発
号： 620  ページ： 17-21  発行年： 2017年07月01日 
JST資料番号： S0077A  ISSN： 0385-6623  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高精細なデジタル地図や衛星画像,そして様々な統計データに代表される地理空間情報,またそれらを分析・可視化するための地理情報システム(GIS)が身近なものになった。さらに近年ではサービスの高度化に伴い,大容量で高精細な地理空間情報,いわゆる「ビッグデータ」の蓄積と利活用の動きも広がりつつある。そこで本稿では,そんな「ビッグデータ」を活用した取り組みとして,地域の「現在」と「未来」の姿を描き出す研究事例を紹介する。それらは,「各種公共ビッグデータを活用した現在の空き家分布把握」であり,「ミクロな将来推計人口を活用した将来の生活困難地域の推定とコンパクトシティの効果検証」である。これらの地域創生を支えるビックデータは,マイクロジオデータなのである。

シソーラス用語： 位置情報 ,  社会問題 ,  *地域開発 ,  住宅 ,  空間分布 ,  地方都市 ,  小型化 ,  人口分布 ,  *地方自治体 ,  地域活性化 ,  *データ ,  GPS
準シソーラス用語： GPS【位置決め】 ,  *ビッグデータ ,  空き家 ,  コンパクトシティ ,  *マイクロジオデータ

分類 (2件)： 地形データの処理  (RC02050O) ,  都市問題,都市防災  (RD01030O)

引用文献 (6件)：

• 平成27年度情報通信白書 2.4.3.(3)国内ビッグデータ活用事例 http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h27/html/nc254330.html(2017年5月18日閲覧)
• 上田章紘・秋山祐樹・大野佳哉,2017年,「空き家発生・分布メカニズムの解明に関する調査研究(その1)」,国土交通政策研究,136,1-46.
• 秋山祐樹,2015年,「ミクロな将来人口推計データを用いた将来の空き家分布推定」,日本地理学会発表要旨集,88,49.
• 秋山祐樹・柴崎亮介,2015年,「マイクロジオデータを用いた各種生活基盤施設の消失予測と将来居住困難地域の分布推定」,土木学会第70回年次学術講演会講演概要集,107,213-214.
• Akiyama, Y., Nishimoto, Y. and Shibasaki, R., 2017, “Projecting Future Distributions of Facility Deserts for Smart Regional Planning: A Micro Geodata Approach in Japan” Proceedings of CUPUM2017(掲載決定済)

タイトルに関連する用語 (7件)： 位置情報 ,  未来 ,  社会 ,  構想 ,  ビッグデータ ,  地域 ,  現在