文献
J-GLOBAL ID:201702264090656028   整理番号:17A0000258

不飽和カルボン酸塩で強化されたポリブタジエンのダイナミクスをミューオンスピン緩和(μSR)で研究

Dynamics of polybutadiene reinforced with unsaturated carboxylate studied by muon spin relaxation (μSR)
著者 (6件):
資料名:
巻: 105  ページ: 510-515  発行年: 2016年11月22日 
JST資料番号: D0472B  ISSN: 0032-3861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ジアクリル酸亜鉛(ZDA)で強化したポリブタジエン(PB)のダイナミクスをミューオンスピン緩和(μSR)で研究した。スピン緩和速度はガラス転移点Tg以下ではほぼ温度に依存しないが,Tg以上の温度では単調に増加することが分かった。更に,14vol%のZDAを含むPBは高い弾性係数を示すが,そのスピン緩和速度はZDAなしのPBのそれよりも遅いことが分かった。このように,μSRは二つの試料のPBのダイナミクスをはっきりと判別でき,そのスピン緩和は主にいわゆるαプロセス(Tg以上で)及び速いβプロセス(Tg以下で)によることが分かった。このシナリオを詳しく検討するために,縦方向磁場(LF)の因子としてμSR実験を行った。PBに対する運動緩和速度はTg以下の温度では独立であり,スピン緩和は速いβプロセスで主に引き起こされることが分かった。Tg以上のαプロセスはVogel-Fulcher型温度依存に基づいていることが分かり,αプロセスの運動緩和速度はZDA凝集で低下することが分かった。これらの結果から,SR測定は複雑なポリマ系のダイナミクスにつての重要な情報を提供できることが分かった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

著者キーワード (4件):
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
高分子固体の構造と形態学  ,  磁気共鳴・磁気緩和一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る