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J-GLOBAL ID：201702264416342418   整理番号：17A0477576

β-グリチルレチン酸/ラウリルジメチルアミンオキシド水溶液のミセル構造解析

Analysis of Micellar Structure in Aqueous Solutions Consisting of β-Glycyrrhetic Acid and Lauryldimethylamine Oxide

著者 (5件)： 小田満智子 (日本メナード化粧品 総研) ,  坂貞徳 (日本メナード化粧品 総研) ,  浅野浩志 (日本メナード化粧品 総研) ,  北原路郎 (日本メナード化粧品 総研) ,  中田悟 (日本メナード化粧品 総研)
資料名： 日本化粧品技術者会誌  (Journal of SCCJ)
巻： 51  号： 1  ページ： 41-46  発行年： 2017年03月20日 
JST資料番号： S0078A  ISSN： 0387-5253  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アルキルジメチルアミンオキシドを用いたβ-グリチルレチン酸(GA)の可溶化において,溶液中のGA濃度が増加すると溶液粘度は上昇することがわかった。さらに,この系に水酸化カリウムを添加して溶液粘度のpH依存性を検討したところ,pHが上昇すると溶液粘度は逆に低下することが見出された。そこで,これらの粘度変化の原因を検討するため,小角X線散乱(SAXS)測定を用いて溶液中のミセル状態を解析した。その結果,GA濃度やpHの変化により,ミセルが形態変化することが明らかになったので報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： 脂肪族アミン ,  水溶液 ,  *ミセル ,  *構造解析 ,  可溶化 ,  *粘度 ,  濃度依存性 ,  水酸化カリウム ,  pH依存性 ,  小角X線散乱 ,  粘弾性 ,  化粧品 ,  不飽和カルボン酸 ,  エノン ,  脂環式アルコール ,  脂環式ケトン ,  五環トリテルペン ,  第二アルコール

分類 (1件)： ミセル  (CB11020N)

物質索引 (2件)： β-グリチルレチン酸 ,  ラウリルジメチルアミンオキシド

引用文献 (6件)：

• 化粧品原料辞典,日光ケミカルズ,1991,p.145
• 特許第5689242号
• 小田満智子,坂 貞徳,大矢真由,中田 悟,第2回あいちシンクロトロン光センター成果発表会予稿集,67,2014
• 小田満智子,坂 貞徳,中田 悟,第66回コロイドおよび界面化学討論会講演要旨集,163,2015
• 小田満智子,坂 貞徳,中田 悟,あいちシンクロトロン光センター成果発表会予稿集,58,2016

タイトルに関連する用語 (5件)： β-グリチルレチン酸 ,  ラウリルジメチルアミンオキシド ,  水溶液 ,  ミセル ,  構造解析