文献
J-GLOBAL ID:201702264585978600   整理番号:17A0494929

有機分子触媒の化学 モノづくりのパラダイムシフト 日本化学会編 12 キラル相間移動触媒の新展開

著者 (2件):
資料名:
号: 22  ページ: 138-145,1(4)  発行年: 2016年11月15日 
JST資料番号: F1106A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ここでは,最近のキラル相間移動触媒の進展について述べた。ジカチオン型シンコナアルカロイド触媒によって,相間移動条件下で,塩化ベンジル誘導体の分子内不斉スピロ環化反応を,従来のシンコナアルカロイド触媒に比べて,高収率,高選択的に行うことができた。中性条件下で塩基の添加を必要としない相間移動反応を,塩基性水溶液によって基質や生成物が分解してしまう反応に用いることができた。例えば,N-スピロ型二官能性キラル相間移動触媒を用いた,ニトロオレフィンに対するアミノ化反応を達成することができた。ビナフチル構造を持つ二官能性第四級ホスホニウム塩を用いて,オキシインドールとα,β不飽和アルデヒドとの共役付加反応を達成した。アニオン性キラル相間移動触媒反応は,キラルなアニオン性の触媒と,カチオン性の反応剤との相互作用によって高活性のキランイオン対を形成して進行する反応である。例えば,光学活性ビナフトール由来リン酸触媒を用いた,ジヒドロピラン誘導体の不斉フッ素化環化反応を達成した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ピロールの縮合誘導体  ,  その他の触媒  ,  環化反応,開環反応 

前のページに戻る