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J-GLOBAL ID:201702264921324526   整理番号:17A0561858

κB部位に隣接するCpGジヌクレオチドはメチル化を介してNFκB機能に影響を与える

The CpG Dinucleotide Adjacent to a κB Site Affects NF-κB Function through Its Methylation
著者 (12件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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NFκBは細胞生存,増殖,炎症と腫瘍において重要な役割を果たす転写因子である。実験的に同定された機能的NFκB結合部位(κB部位)の多くは共通配列に合致するが,ゲノムには多くの非機能性NFκB共通配列がある。GGGRNNYYCC共通配列に完全合致する既知κB部位の周辺配列を分析して,NFκBによるκB部位結合の重要寄与因子であるκB部位1位置のヌクレオチドを同定した。κB部位1位置のシトシン(-1C)がメチル化され得ること,その後NFκB結合と/または機能を損なうことを実証した。さらに,全-1CκB部位がCpGアイランドに位置して,CpGアイランド内に存在するときだけ進化の際に保存された。興味深いことに,複数のNFκB結合の可能性がある場合,-1Cのメチル化はNFκB結合を増加する可能性があった。これらの知見は,κB部位1位置の1つのヌクレオチドがNFκB機能化の重要因子であり得ること,NFκB標的遺伝子発現を調節する付加的方法として利用され得ることを示唆した。(翻訳著者抄録)
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