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J-GLOBAL ID:201702265321463396   整理番号:17A0697441

飲用水配管システムの鉄腐食スケールからの重金属放出に及ぼす硫酸塩の影響【Powered by NICT】

Effects of sulfate on heavy metal release from iron corrosion scales in drinking water distribution system
著者 (5件):
資料名:
巻: 114  ページ: 69-77  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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飲用水給水システム(DWDS)の鉄腐食スケール中に蓄積された微量重金属はバルク水に放出される可能性がある,その結果,水道水品質を劣化させる。本研究の目的は,源水条件の変化の下でDWDS中の微量重金属の放出を同定し,評価することであった。種々の鉄腐食スケールを用いた実験的パイプループは,実際のDWDSをシミュレートするために設定した。重金属放出に及ぼす硫酸濃度の影響を系統的に調べた。Mn,Ni,Cu,Pb,CrとAsの重金属放出は硫酸塩添加により誘発され急速にできたが,放出は時間とともに減少した。重金属放出はパイプ輸送表面水(SW)よりもパイプ輸送地下水(GW)で顕著であった。はFeとMn,Fe,Ni,Fe,Cu,Fe及びPbの放出の間の強い正の相関(R~2>0.8)であった。高硫酸塩水への切り替えに際して,全ての管ループ中の鉄腐食スケールはより安定な(特にパイプGWを輸送における)である,安定な成分(主にFe_3O_4)とより少ない不安定な化合物(β-FeOOH,γ-FeOOH,FeCO_3と非晶質鉄酸化物)の大部分であった。主な機能的鉄還元細菌(IRB)群集はFe_3O_4の形成に好都合であった。腐食スケールの変換と硫酸還元菌(SRB)の成長は時間とともに徐々に減少した重金属の放出を説明した。パイプGWを輸送における高い金属放出は,より高い硫酸塩濃度下で増加したFe_6(OH)12CO_3含有量によるものであろう。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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水源,取水,送水,配水,給水  ,  重金属とその化合物一般 

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