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J-GLOBAL ID:201702265369666220   整理番号:17A0410896

雄マサバ,Scomber japonicusにおける思春期制御におけるレプチン系の役割の可能性【Powered by NICT】

Possible role of the leptin system in controlling puberty in the male chub mackerel, Scomber japonicus
著者 (7件):
資料名:
巻: 203  ページ: 159-166  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0461B  ISSN: 1095-6433  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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レプチンは直接下垂体からの視床下部とゴナドトロピン分泌におけるキスペプチンニューロンを調節する,哺乳類思春期の開始における中心的役割である。最近,著者らは海洋スズキ目魚類マサバにおける二レプチン遺伝子(lepaとlepb)と単一レプチン受容体(lepr)を同定した;が,これらの遺伝子の発現は思春期女性の間に重要な生殖遺伝子または卵巣段階の発現と相関しなかった。ここでは,思春期の移行中および雄マサバにおける異なる摂食条件下でlepa,lepb,leprの発現を評価することにより,これら初期の観察を拡張する。逆転写ポリメラーゼ連鎖反応(RT PCR)はlepaは主に思春期と生殖腺再発成人の肝臓と同様に,成魚の脳で発現していることを示した。lepbは主に試験した全ての魚の脳で発現していた;leprは種々の組織で広く発現した。qRT-PCR分析は,精巣段階に従ってlepaの肝臓での発現の有意な増加を明らかにし,下垂体卵胞刺激ホルモン(fshβ)発現は肝lepaと一致して増加した。対照的に,脳lepaとlepbの両方の発現は思春期の移行中に減少し,レプチン発現パターンと,強く相関している脳キスペプチン1(kiss1)発現した。思春期前雄では,脳,下垂体及び肝臓におけるlepa,lepb,lper遺伝子発現は高飼料食,制限給餌群に比べてを与えられた魚で減少した。まとめると,これらの結果はレプチン発現の性差を示し,思春期男性マサバにおける精子形成時の内分泌および神経内分泌機能におけるレプチンシグナル伝達の可能な役割を示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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生理活性ペプチド  ,  動物生理一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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