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J-GLOBAL ID:201702266130899330   整理番号:17A0659913

トマト果実におけるメタラキシルMのエナンチオ選択性分解とキラル安定性【Powered by NICT】

Enantioselective Degradation and Chiral Stability of Metalaxyl-M in Tomato Fruits
著者 (6件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 382-386  発行年: 2016年 
JST資料番号: W0179A  ISSN: 0899-0042  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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メタラキシルは重要なキラルアセトアニリド殺菌剤であり,活性はほとんど完全にR-エナンチオマに起因している。ラセミメタラキシルは徐々にエナンチオマ的に純粋なR-エナンチオマ(メタラキシル-M)で置き換えた。本研究ではメタラキシルと代謝物メタラキシル酸のためのキラルな残留分析法を高速液体クロマトグラフィー-タンデム質量分光法(HPLC MS/MS)に基づいて設定した。中国の二地理的に異なる領域(黒龍江省と湖南省)におけるトマト果実におけるメタラキシル-Mのエナンチオ選択性分解とキラル安定性を評価し,メタラキシル酸のエナンチオ選択性も調べた。トマト植物はメタラキシル-M水和剤の1回散布を持つ圃場条件の下で成長した。R-メタラキシルカイラル安定せず,不活性S-メタラキシルはトマト果実で検出されたことが分かった。第40日では,R-メタラキシルから誘導したS-メタラキシルはメタラキシルの総量の32%と26%であった。トマトにおいて両方とも観察された代謝産物のR-メタラキシル酸とS-メタラキシル酸,S-およびR-メタラキシル酸の和にS-メタラキシル酸の比は40日で36%と28%であった。メタラキシルとメタラキシル酸の両方では,S-エナンチオマの半減期はR-エナンチオマよりも長かった。結果は,エナンチオマ変換は生物活性評価と環境汚染評価において考慮されるべきであることを示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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反応の立体化学  ,  害虫に対する農薬  ,  農薬  ,  クロマトグラフィー,電気泳動 
物質索引 (1件):
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