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J-GLOBAL ID：201702266351828275   整理番号：17A0701985

有機物質の二成分キラル系における非等価離散化合物【Powered by NICT】

Non-equimolar discrete compounds in binary chiral systems of organic substances

著者 (3件)： Kotelnikova Elena N. (Department of Crystallography, Saint Petersburg State University, Universitetskaya emb. 7/9, 199034 Saint Petersburg, Russia) ,  Isakov Anton I. ,  Lorenz Heike
資料名： CrystEngComm  (CrystEngComm)
巻： 19  号： 14  ページ： 1851-1869  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2462A  ISSN： 1466-8033  CODEN： CRECF4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： キラル分子を含む二成分系の非等モル離散化合物の存在に関する知識は非常に限られているので,本研究は,そのようなシステムの研究の現状をレビューし,システム化し,著者らにより詳細に研究した二例システムの結果を要約した。特に,二つの系で発生しているほかの離散固体相と比較して非等モル離散化合物の同定と検証は関連SCXRD,PXRD,TRPXRD,DSC,IR,HSM研究の結果を提示して考察した。(S)-りんご酸-(R)-りんご酸系は非等モル1:3および3:1安定(S_3RとSR_3)と準安定(3S1Rと1S3R)離散化合物,等モル化合物RSIとRSII(既知の単斜晶系)と最近発見されたRSIII修飾を含んでいることが分かった。離散相の多形転移は議論されていると,安定な化合物S_3Rの結晶構造を同定した(S.G.P1)。LバリンLイソロイシンシステムは非等モル2:1離散化合物,V_2I,水の三元溶解度状態図により証明される独立を含むことを述べて,その結晶構造を解く(S.G.C2)。得られた結果は,文献で報告された結果と密接に関係している。有機物質の二成分キラル系における離散相を記述するために使用される用語の多様性を体系化するために,化学的および結晶学的特性に基づいて等モルおよび非等モル化合物の体系化を提案した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 多形転移 ,  結晶学 ,  結晶構造 ,  *有機物 ,  固相 ,  溶解度 ,  単斜晶系 ,  状態図 ,  二成分系
準シソーラス用語： *キラリティ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 複素環式化合物の結晶構造  (BK08030Q) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  その他の無機化合物の結晶構造  (BK07030J)

タイトルに関連する用語 (3件)： 有機物質 ,  二成分 ,  キラル