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J-GLOBAL ID:201702266830206440   整理番号:17A0665225

~10B(n,α)~7Li核反応の反跳イオンにより誘起された水の放射線分解のモンテカルロ飛跡化学シミュレーション(1)350°Cまでの一次種の収率の計算【Powered by NICT】

Monte Carlo track chemistry simulations of the radiolysis of water induced by the recoil ions of the 10B(n,α)7Li nuclear reaction. 1. Calculation of the yields of primary species up to 350 °C
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巻:号: 18  ページ: 10782-10790  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7055A  ISSN: 2046-2069  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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モンテカルロ飛跡化学シミュレーションは25~350°Cの温度の関数として~10B(n,α)~7Li核反応の反跳イオンによる純粋な,中性水と0.4M硫酸水溶液の放射線分解で生産されたすべての一次ラジカル及び分子種の収率(G値)を予測するために行った。計算は,25°Cでの線形エネルギー移動(LET)値~196と225eV nm~ 1の「線量平均」1.47MeVのα粒子と0.84MeVリチウム核で個別に実行した。総合収率は吸収された総エネルギーの割合で重み付けした各反跳イオンのG値を合計することによって計算した。計算において,二つのヘリウムとリチウムイオン(電荷交換効果に基づく)を用い実際の有効電荷を考慮し,また~10B(n,α)~7Li反応から放出され,0.478MeVγ線の(小)の寄与は無視した。低LET放射線(~60Coγ線または高速電子)で得られたデータと比較して,中性脱気水の~10b(n,α)~7Li放射線分解の計算収率は研究した温度の範囲で,が低い値フリーラジカルの収率と分子収率の高い値のための基本的に類似した温度依存性を示した。この一般的傾向は~10B(n,α)~7Li反跳イオンの高LET特性を反映している。全体として,シミュレーション結果は,脱気した0.4M H_2SO_4溶液では20及び289°Cで現存する推定値とよく一致し,また室温で見出された実験とシミュレーションの間の合理的な一致を示した。それにもかかわらず,中性および酸性両溶液のためのより多くの実験データは温度に放射線分解収率の依存性をより良く記述するために,より徹底的にこのモデリング計算を試験するために必要である。さらに,中性に近い水中の(e_aq~-+e_aq~ )反応速度定数の測定は,G(H_2)とG(H_2O_2)における~150°C以上で予測された非単調屈曲を確認したか否かを決めるのに役立つであろう。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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放射線化学反応 

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