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J-GLOBAL ID：201702267227099314   整理番号：17A0881607

Nイオン注入とそれに続くアニーリングを用いた20MC5鋼の機械的及び構造的特性の調整【Powered by NICT】

Tuning of mechanical and structural properties of 20 MC 5 steel using N ion implantation and subsequent annealing

著者 (4件)： Singh Omveer (Centre for Energy Studies, Indian Institute of Technology Delhi, New Delhi 110016, India) ,  Malik Hitendra K. (Department of Physics, Indian Institute of Technology Delhi, New Delhi 110016, India) ,  Dahiya Raj P. (Centre for Energy Studies, Indian Institute of Technology Delhi, New Delhi 110016, India) ,  Kulriya P.K. (Inter University Accelerator Centre, Aruna Asaf Ali Road, New Delhi 110067, India)
資料名： Journal of Alloys and Compounds  (Journal of Alloys and Compounds)
巻： 710  ページ： 253-259  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0083A  ISSN： 0925-8388  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,構造に及ぼす50keVの窒素イオン注入の効果と注入したままとアニールした20MC5鋼試料の機械的性質を調べた。XRD測定では,αFeN相の形成を確認した。窒化試料の結晶子サイズと応力はイオンフルエンスと共に増加することが分かった。結晶サイズと応力の計算値は~29.21nmと~9.826×10~8Pa,それぞれ1×10~16ions/cm~2注入した試料である。Fe_2 3NとFe_4N相へのFeN相から結晶サイズ(~31.26 nm)と相変態の増加は500°Cで2時間のアニーリングで観察された。原子間力顕微鏡の結果は,表面粗さと粒子サイズはイオンフルエンスと共に増加していることを示した。マイクロVickers硬さ試験機を用いて研究した機械的性質はアニールした試料の硬さはイオンフルエンス(1×10~15ions/cm~2で~8.4GPa)と共に最初増加し,試料は1×10~16のイオンフルエンスに曝露された,鋼中の窒素の限られた溶解度に起因する場合には~4.66GPaまで減少し始めることを示した。最後に,50keVイオンの影響下での試料中の不純物プロファイルを調べるために,TRIMソフトウェアを用いてシミュレーションを行った。著者らの結果は,イオン注入技術は20MC5鋼の機械的性質の制御された改質のための非常に有効な手段であり,クランク軸,歯車,エンジンと機械部品のような種々の用途に使用することができることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 結晶 ,  *構造特性 ,  試験装置 ,  窒化 ,  *イオン注入 ,  窒素 ,  結晶粒径 ,  *焼なまし ,  原子間力顕微鏡 ,  機械的性質 ,  硬度 ,  *鋼 ,  X線回折 ,  溶解度
準シソーラス用語： イオンフルエンス , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 20MC5鋼 ,  イオン注入 ,  アニーリング ,  Hardness

分類 (3件)： その他の無機化合物の薄膜  (BK14060A) ,  磁気的性質  (WB02020J) ,  酸化物系超伝導体の物性  (BM04023I)

タイトルに関連する用語 (4件)： Nイオン ,  注入 ,  アニーリング ,  構造的特性