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J-GLOBAL ID：201702267837019531   整理番号：17A0401286

水溶液中における銀ナノ粒子のFenton様活性によるビスフェノールAと17α-エチニルエストラジオールの酸化的分解【Powered by NICT】

Oxidative degradation of bisphenol A and 17α-ethinyl estradiol by Fenton-like activity of silver nanoparticles in aqueous solution

著者 (3件)： Park Chang Min (Department of Civil and Environmental Engineering, University of South Carolina, 300 Main Street, Columbia, SC 29208, USA) ,  Heo Jiyong (Department of Civil and Environmental Engineering, Korea Army Academy at Young-Cheon, 495 Hogook-ro, Kokyungmeon, Young-Cheon, Gyeongbuk 38900, South Korea) ,  Yoon Yeomin (Department of Civil and Environmental Engineering, University of South Carolina, 300 Main Street, Columbia, SC 29208, USA)
資料名： Chemosphere  (Chemosphere)
巻： 168  ページ： 617-622  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0843A  ISSN： 0045-6535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 銀ナノ粒子(AgNPs)は抗菌活性と細胞毒性を持ち,溶存銀カチオン(Ag~+)とその可溶性複合体から生じることが報告されている。しかし,著者らの知る限り,水溶液中の内分泌撹乱化合物のような有機汚染物質の分解におけるそれらの潜在的使用についてほとんど報告されていない。主題に関するこの最初の報告では,H_2O_2の分解中に形成される活性酸素種による水中のビスフェノールA(BPA)と17α-エチニルエストラジオール(EE2)の酸化分解の有効性,ポリビニルピロリドン(PVP)安定化AgNPによる支援を検討した。AgNPsの溶解は低pHでのOHの生成を伴っていた。H_2O_2の存在下で完全に分散したPVP-AgNPsはpHの典型的な水生条件(6 7)でのEE2の迅速な分解速度を示した。PVP-AgNPsによるBPAとEE2の酸化速度は三つの異なるモデリング手法:初期擬一次,遅延一次速度,及びBehnajady Modirshahla Ghanbery運動論的方程式を用いて説明できた。所見は,AgNPsが水環境における新たな汚染物質のためのin situ酸化を促進する可能性があることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 有効性 ,  抗細菌作用 ,  *酸化 ,  複合体 ,  運動論的方程式 ,  活性酸素 ,  *水溶液 ,  カチオン ,  モデリング ,  ヒドロキシルラジカル ,  細胞毒性 ,  可溶性 ,  フェノール類
準シソーラス用語： 有機汚染物質 ,  *銀ナノ粒子 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： ビスフェノールA ,  17α-エチニルエストラジオール ,  Degradation ,  銀ナノ粒子 ,  ヒドロキシルラジカル

分類 (2件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R)

物質索引 (1件)： ビスフェノールA

タイトルに関連する用語 (6件)： 水溶液 ,  銀ナノ粒子 ,  活性 ,  ビスフェノールA ,  17α-エチニルエストラジオール ,  酸化的分解