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J-GLOBAL ID:201702267851204401   整理番号:17A0186237

自動運転に向けたセンサと制御 内界(車両状態)センシング技術 高分解能回転センサ内蔵ハブジョイントの開発

Development of “Hub Joint with Incorporated High-resolution Rotational Sensor”
著者 (1件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 82-87  発行年: 2017年02月01日 
JST資料番号: F0387A  ISSN: 0385-7298  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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自動車業界において,低燃費化が自動車開発の重要課題のひとつであり,軽量化,高効率化,低フリクション化の開発が進められている。近年では,さまざまなセンサが車両に搭載されている。センサを組み込んだ軸受のニーズが拡大しているが,路面に近い位置に取り付けられるハブベアリングは,路面および車両双方の状況把握が可能な部品として注目される。本稿では,この市場ニーズに応える軽量化に貢献する新締結方式を採用したハブジョイントを紹介するとともに,高性能なセンサをハブベアリングに搭載することで,車両走行安定性を向上する機能について説明する。プレスコネクトスプラインハブジョイント(PCS-H/J)ではハブベアリング内径部に等速ジョイントスプラインより歯幅の小さいスプラインをあらかじめ成形し,さらに歯先と歯底に空隙を設けることにより,結合に必要な荷重を低減し,両者をボルト締結する構造とした。高分解能回転センサ内蔵ハブジョイントは,PCS-H/Jおよび高分解能回転センサを一体化することで,軽量化によるばね下荷重の低減(低燃費,快適性向上)および高精度な回転センサで衝突防止・回避が可能(安全性向上),高応答なセンシングでエンジン動力ロスの低減(低燃費)が実現でき,次世代自動車の性能向上を支えるモジュール商品となる。開発品は,12%の軽量化と高いトルク伝達効率を実現し,さらに高精度な回転センサによって運転支援システムの機能向上に寄与する。
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分類 (2件):
分類
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電装品  ,  動力伝達装置 
引用文献 (4件):
  • 川瀬達夫ほか:ベアリングがわかる本,p.172-173,株式会社工業調査会(2007)
  • 乗松孝幸ほか:NTNテクニカルレビュー,No.81,p.58-63(2013)
  • NTNテクニカルレビュー,No.74,p.118(2006)
  • NTNテクニカルレビュー,No.77,p.113(2009)

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