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J-GLOBAL ID:201702268078297785   整理番号:17A0469219

初期反応経路の量子力学研究と液相RDXの熱分解における初期開環反応【Powered by NICT】

Quantum mechanics investigation of initial reaction pathways and early ring-opening reactions in thermal decomposition of liquid-phase RDX
著者 (2件):
資料名:
巻: 178  ページ: 7-20  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0104A  ISSN: 0010-2180  CODEN: CBFMAO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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シクロトリメチレントリニトラミン(RDX)は固体推薬及び爆薬で一般的に使用される成分である。結果として,RDXはその液相と気相分解を解明するために多くの実験的及び理論的研究の対象となってきた。RDXの高速熱分解のFourier変換赤外(FTIR)分光法及び飛行時間型質量分析(ToFMS)を含む著者らの実験においては,結果は,開環は検出され気相種間の炭素含有種の存在,HCN,H_2CO,COとCO_2などに起因して非常に初期に起こることを示した。二既存経路 1)HONO脱離と2)NNO_2ホモリシス-は液相分解の再検討であり,初期開環反応は量子力学を用いた長い探索後に同定した。NOと形成ONDNTA,2)HONOとONNO_2付加を経由する迅速な酸化,及び3)NO_2~-による水素引抜をもつ三つの付加的経路 1)反応は,各経路の初期開環反応と共に同定した。量子力学研究をB3LYP/6 311++G(d,p)レベルでの密度汎関数理論(DFT)の利用に基づいている。液相研究はGaussianプログラムパッケージ内での溶媒として水を用いた溶媒和の導体型分極連続体モデル(CPCM)を用いた。固有反応座標計算も反応物は期待される製品に関わることを検証するために行った。結果は,初期炭素含有種の生成,ホルムアルデヒドおよびN_2Oの同時形成の機構的詳細だけでなく,HNCOとHOCNのような軽微な化学種の形成を説明した。提案された反応は実験的に観察された自触媒挙動を説明することができ,RDXとHMXを含むニトラミン推薬の詳細な化学反応速度論機構の開発を支援することができる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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各種爆薬と推薬  ,  燃焼理論 
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