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J-GLOBAL ID:201702268092703504   整理番号:17A0270571

ミオグロビンの直接電気化学と電気触媒のための炭素イオン液体電極上へのアルギン酸ナトリウム-Fe3O4-グラフェンコンポジットの電解共沈殿による新規バイオセンサ

A novel biosensor based on electro-co-deposition of sodium alginate-Fe3O4-graphene composite on the carbon ionic liquid electrode for the direct electrochemistry and electrocatalysis of myoglobin
著者 (8件):
資料名:
巻: 74  号:ページ: 75-90  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: H0465B  ISSN: 0170-0839  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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イオン液体(N-ヘキシルピリジニウムヘキサフルオロホスフェート),グラファイト粉末および少量の液体パラフィンを練り合わせてガラスチューブの一端から充填し,他端から銅ワイヤを挿入して電気的接触をとり,カーボンイオン液体電極(CILE)を調製した。CILE電極にアルギン酸ナトリウム(SA)ゲル,ミオグロビン(Mb),Fe3O4-グラフェンコンポジットを均一に加えて乾燥しMb-Fe3O4-Grコンポジットフィルムで修飾した電極を-1.1~+1.0V(vs.SCE)で15回掃引して電解共沈殿フィルム(フィルム厚み1.2~2.7nm)とした。さらにこの上にNafion水溶液を均一に広げて乾燥してナフィオンフィルムを得,Mbの漏出を防いだ電極(Nafion/Mb-SA-Fe3O4-GR/CILE)を得た。SA-Fe3O4-GR中のMbの構造をKBr錠剤法によるFTIRで調べSoretバンド(ピーク409.0nm)の変化がないことからMbの天然構造保持を確認した修飾電極の電気化学挙動をpH7.0の生理食塩水溶液でのサイクリックボルタンメトリで調べた。サイクリックボルタンモグラムでは一対の対照的なレドックスピークが現れてMbの直接電子移動の実現を示し,これはFe3O4-GRコンポジットの優れた電気触媒性,SAのよい生体適合性,SAとFe3O4-GRコンポジットのシナジーの結果であった。修飾電極はよい電気触媒活性を示してトリクロロ酢酸(TCA)を酢酸に還元し,電流値はTCA濃度に比例し(比例範囲1.4~119.4mM/L),低い検出限界(0.174nM/L)および優れた安定性と再現性を有するバイオセンサになった(Cl3COOH+6H++6e→CH3COOH+3Cl-)。
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分類 (4件):
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その他の電気・電子部品  ,  固体デバイス材料  ,  分析機器  ,  電気化学反応 
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