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J-GLOBAL ID：201702268433694799   整理番号：17A0233542

ナノクレイ強化高密度ポリエチレン:モルフォロジーおよびナノインデンテーション特性

Nanoclay-Reinforced High Density Polyethylene: Morphological and Nano-Indentation Characterizations

著者 (7件)： ALOTHMAN Othman Y. (King Saud Univ., Riyadh, SAU) ,  ALOTHMAN Othman Y. (Saudi Electronic Univ., Riyadh, SAU) ,  FOUAD H. (King Saud Univ., Riyadh, SAU) ,  FOUAD H. (Helwan Univ., Helwan, EGY) ,  SAMAD Ubair Abdus (King Saud Univ., Riyadh, SAU) ,  UMAR Ahmad (Najran Univ., Najran, SAU) ,  ANSARI S. G. (Center for Interdisciplinary Res. in Basic Sci., New Delhi, IND)
資料名： Science of Advanced Materials  (Science of Advanced Materials)
巻： 8  号： 2  ページ： 458-465  発行年： 2016年02月 
JST資料番号： W2374A  ISSN： 1947-2935  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 市販の射出成形グレードのHDPEに対して,0,3,6,9重量%の割合でナノクレイ粒子(モンモリロナイトP-801)を二軸押出機で混合,複合材料とした。試験片のSEM観察では,ナノクレイがHDPE中によく分散し,添加量の増加に伴い表面粗さの増加が観測された。X線回折結果では,ナノクレイの添加によるHDPEの化学変化がないことがわかった。また,FTIR分析によりHDPEとナノクレイとの間の相互作用が示唆された。この複合材料の熱分解は,無添加のHDPEの初期分解温度,約429°Cよりも低い約370°Cで始まり,ナノクレイの割合が増加すると熱安定性が低下することが示された。ナノ押し込み試験の結果は,ナノクレイの添加量が増加すると弾性率および硬度が増加することを示した。6重量%の添加で耐荷重能力を最大荷重16mNまで増加させた。

シソーラス用語： *ナノインデンテーション ,  *高密度ポリエチレン ,  *ナノ粒子 ,  粘土 ,  モルフォロジー ,  モンモリロナイト ,  ハイブリッド複合材料 ,  走査電子顕微鏡 ,  X線回折 ,  FTIR分光法 ,  *機械的性質 ,  熱安定性 ,  弾性係数 ,  硬度
準シソーラス用語： *ナノクレイ ,  有機無機ハイブリッド複合材料 ,  圧縮弾性率

分類 (4件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  その他の高分子の反応  (CG03040H) ,  ポリオレフィン  (YH07090L) ,  ゴム・プラスチック材料  (HC02030I)

タイトルに関連する用語 (5件)： ナノクレイ ,  強化 ,  高密度ポリエチレン ,  モルフォロジー ,  ナノインデンテーション