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J-GLOBAL ID：201702268955745773   整理番号：17A0070177

MIR-375は,HER2陽性乳癌細胞におけるEMTの役割を調整することによって,トラスツズマブに対する薬剤耐性を調整することができた。【JST・京大機械翻訳】

miR-375 modulates trastuzumab-resistance through EMT in HER2- positive breast cancer cells

著者 (6件)： Ye Xingming (Central Laboratory, Fujian Provincial Cancer Hospital, Affiliated Hospital of Fujian Medical University) ,  Jia Jing (Central Laboratory, Fujian Provincial Cancer Hospital, Affiliated Hospital of Fujian Medical University) ,  Wang Lin (Central Laboratory, Fujian Provincial Cancer Hospital, Affiliated Hospital of Fujian Medical University) ,  Lin Lu (Central Laboratory, Fujian Provincial Cancer Hospital, Affiliated Hospital of Fujian Medical University) ,  Zhu Huayu (Department of Burns and Cutaneous Surgery, Xijing Hospital, Fourth Military Medical University) ,  Chen Ying (Central Laboratory, Fujian Provincial Cancer Hospital, Affiliated Hospital of Fujian Medical University)
資料名： Zhongliu  (Zhongliu)
巻： 36  号： 8  ページ： 857-865  発行年： 2016年 
JST資料番号： C2525A  ISSN： 1000-7431  CODEN： ZHONEV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 目的;マイクロRNA-375(MICRORNA-375,MIR-375)は上皮-間質転換(EPITHELIAL-MESENCHYMAL TRANSITION,EMT)を調節する。ヒト上皮成長因子受容体2(HUMAN EPIDERMAL GROWTH FACTOR RECEPTOR 2,HER2)陽性乳癌細胞がトラスツズマブに対する作用とその可能な分子機構を参与する。方法;HER2陽性乳癌細胞株親本敏-3と薬剤耐性SK-BR-3Rの感受性をMTTアッセイによって検出した。リアルタイム蛍光定量的PCRとウェスタンブロット法を用いて,2つの細胞におけるMIR-375とEMT関連蛋白質E-カドヘリン(E-カドヘリン)とビメンチン(ビメンチン)の発現を検出した。MIR-375を,SK-BR-3R細胞にトランスフェクションした後に,リアルタイム蛍光定量的PCRおよびウェスタンブロット法を用いて,MIR-375,E-カドヘリンおよびVIMENTINの発現を検出した。MTTアッセイを用いて,耐性に対する薬剤耐性細胞の感受性を検出した。MIR-375の標的遺伝子をバイオインフォマティクスソフトウェアによって予測し,標的遺伝子として異黏(質,MTDH)遺伝子を選択した。さらに,ルシフェラーゼレポーター遺伝子システムを用いて,MTDH遺伝子の転写調節におけるMIR-375の役割を検出した。特異的にに遺伝子に対するSIRNAを設計し、そしてそれをSK-BR-3Rにトランスフェクションした後、ウエスタンブロット法を用い、MTDH発現が干渉された後の細胞中E-CADHERINとVIMENTIN発現レベルの変化を観察した。【結果】;SK-BR-3と比較して,SK-BR-3Rの感受性は有意に減少した(P<0.001)。さらに,SK-BR-3RにおけるMIR-375とVIMENTINの発現レベルは有意に減少し(P<0.001,P<0.05),EMTのE-カドヘリンの発現は有意に増加した(P<0.05)。MIR-375は,MIR-375の発現レベルを有意に増加させ(P<0.001),VIMENTIN発現レベルを有意に上方制御した(P<0.01)。E-カドヘリンの発現レベルは下方制御され(P<0.001),薬剤耐性細胞の感受性は増加した(P<0.001)。MIR-375はMTDH遺伝子転写に負の調節作用を示した(P<0.001)。MTDH SIRNAトランスフェクション後、薬剤耐性細胞中のMTDHとE-CADHERINの発現レベルはいずれも低下し(P<0.001)、VIMENTIN発現レベルはアップレギュレーションした(P<0.001)。結論;MIR-375は細胞のEMTを調節することにより、HER2陽性乳癌細胞のトラスツズマブに対する薬剤耐性を参与する。この作用は,標的発現の調節に関連している可能性がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： カドヘリン ,  上皮 ,  ウェスタンブロット法 ,  *薬物耐性 ,  アップレギュレーション ,  ビメンチン ,  ヒト ,  E-カドヘリン ,  ダウンレギュレーション ,  トランスフェクション ,  定量的PCR法 ,  EGF受容体
準シソーラス用語： 標的遺伝子 ,  *乳癌細胞 ,  *トラスツズマブ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： Breast neoplasms ,  MicroRNAs ,  Epithelial-mesenchymal transition ,  Drug resistance ,  neoplasm ,  Trastuzumab ,  miR-375 ,  Metadherin

分類 (3件)： 抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A) ,  遺伝子発現  (EC02040Q) ,  腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

タイトルに関連する用語 (6件)： HER2陽性乳癌 ,  細胞 ,  EMT ,  役割 ,  トラスツズマブ ,  薬剤耐性