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J-GLOBAL ID:201702269537703858   整理番号:17A0702867

in vitroおよびin vivoトリプルネガティブ乳癌のULK1変調細胞死を標的とする低分子の発見【Powered by NICT】

Discovery of a small molecule targeting ULK1-modulated cell death of triple negative breast cancer in vitro and in vivo
著者 (10件):
資料名:
巻:号:ページ: 2687-2701  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7042A  ISSN: 2041-6539  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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UNC51様キナーゼ1(ULK1)は自食作用を開始するためによく知られている,ULK1のダウンレギュレーションは大部分の乳癌組織で見いだされている。ULK1変調された自食作用の活性化は乳癌治療のための有望な戦略である。本研究では,ULK1は著しくによる乳癌組織試料中のダウンレギュレートされていることを見出した。癌ゲノムアトラス(TCGA)分析および組織マイクロアレイ(TMA)分析,特にトリプルネガティブ乳癌(TNBC)であった。ULK1アゴニストを設計するために,一連の小分子候補を得るためにin silicoスクリーニングと化学合成を統合した。キナーゼと抗増殖活性スクリーニングのラウンド後,ULK1アゴニストの最良候補であること,LYN1604,小分子を発見した。は三アミノ酸残基(LYS50,LEU53,TYR89)を部位特異的変異誘発及び生化学分析によりLYN1604とULK1の活性化部位への鍵であることを同定した。続いて,LYN1604は細胞死,MDA-MB-231細胞におけるULK複合体(ULK1 mATG13 FIP200 ATG101)によるオートファジーを誘導することを示した。LYN1604誘導オートファジー機構を更に明らかにするために,比較マイクロアレイ分析を行うことにより,ATF3,RAD21,およびカスパーゼ3のような,いくつかの潜在的ULK1相互作用因子を見出した。興味深いことに,著者らはLYN1604はATF3,RAD21,およびカスパーゼ3に関与する細胞死,自食作用とアポトーシスを誘導することを見出した。LYN1604はin vivoでULK1変調細胞死を標的とすることによりT NBCに良好な治療効果の可能性を有することを示した;このULK1アゴニストを将来TNBC治療のための新しい可能性のある小分子薬物候補である。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (4件):
分類
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細胞生理一般  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  腫ようの実験的治療 

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