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J-GLOBAL ID:201702269680766814   整理番号:17A0411168

Traut試薬による表面チオール化ウシ血清アルブミンを用いた殻安定化反応性マイクロバブルの容易なソノ化学合成【Powered by NICT】

A facile sonochemical synthesis of shell-stabilized reactive microbubbles using surface-thiolated bovine serum albumin with the Traut’s reagent
著者 (3件):
資料名:
巻: 36  ページ: 454-465  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0716A  ISSN: 1350-4177  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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従来の超音波処理法を用いて作製した蛋白質マイクロバブルの短寿命は,廃水からのドラッグデリバリーと金属除去におけるそれらの応用を妨げている。本研究では,安定な蛋白質マイクロバブルを合成し,それらの反応性を実証することを目的とした。著者らのモデル蛋白質,ウシ血清アルブミン(BSA)を2-イミノチオラン塩酸塩(Traut試薬)で処理した第一アミンを変換マイクロバブルの合成前にチオールすることであった。Traut試薬処理BSA(BSA SH MBs)を用いて製造したマイクロバブルは最初に中央値径0.5及び2.5μmで濃縮した。0.5μm部分は急速に消滅し,2.5μm部分は~3日間で~850nmまで収縮し徐々におよび4°Cで数か月間後に安定になった。Fourier変換赤外(FTIR)分光法とX線光電子分光法(XPS)によりBSA-SH MBの特性化は,それらの表面上のフリー非結合チオールと第一アミンの存在を示し,更なる表面改質の可能性を示唆した。ゼータ電位測定に基づき,BSA-SH MBの等電点(IEP)は4.5であると決定した。異なるpH環境におけるアルミナ,シリカおよび金表面上でのBSA-SH MBのアタッチメントを水晶発振子マイクロバランスモニタリング(QCM D)を行い,BSA-SH MBの反応性を実証した。pHが6では,負に帯電したBSA-SH MBは静電相互作用によりアルミナ表面上に吸着させた。同様に,pH=4で,シリカ表面に正に荷電したBSA-SH MBの吸着が確認された。静電相互作用と比較して,金表面上のBSA-SH MBの吸着は強い金-チオール結合効果に起因した。これは蛋白質殻マイクロバブルを安定化するための普遍的アプローチはTrautの試薬を用いた蛋白質の表面処理のただ一つの単一段階を用いて報告されたのは初めてである。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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膜流,液滴,気泡,キャビテーション 

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