文献

J-GLOBAL ID：201702269702851349   整理番号：17A0748737

多色美的評価の精神機能をシミュレートする計算モデル【Powered by NICT】

A computational model simulating the mental function of multicolor aesthetic evaluation

著者 (3件)： Fang Siyuan (Graduate School of Human Sciences, Waseda University, 2-579-15 Mikajima, Tokorozawa City, Saitama, 359-1192, Japan) ,  Muramatsu Keiichi (Graduate School of Science and Engineering, Saitama University, 255 Shimo-Okubo, Sakura-Ku, Saitama City, Saitama, 338-8570, Japan) ,  Matsui Tatsunori (Faculty of Human Sciences, Waseda University, 2-579-15 Mikajima, Tokorozawa City, Saitama, 359-1192, Japan)
資料名： Color Research and Application  (Color Research and Application)
巻： 42  号： 2  ページ： 216-235  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0302C  ISSN： 0361-2317  CODEN： CREADU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,逆伝搬ニューラルネットワークによる多色美的評価の精神機能をシミュレートする計算モデルを構築した。Helmunt Lederの心理学的モデルは理論的枠組みとして役立った。セマンティックディファレンシャル(SD)法を用いた二心理実験を通して計算モデルのマクロアーキテクチャーを決定した。多色刺激の美的スコアは最初の実験で抽出された因子「楽しみ」への因子スコアの逆数として定義され,第二の実験すなわち,「安定性」,「重さ」,「存在」における抽出された三因子の各々は単純な知覚特徴と見なされている。遺伝的アルゴリズムは,隠れ層ノード数,学習率,各神経回路網の運動量定数を最適化した。二シミュレーション試験では,この計算モデルは,いくつかの予測力を示し,モデルは多色美的評価の心理学的機構の比較的成功した近似と見なすことができることを意味している。添加では,第二のシミュレーションの結果は,知覚特徴「重さ」は多色物体の美的評価に及ぼす主影響を持つことを示したが,他の二知覚特徴「安定性」と「存在」は小さな影響を持っている。重および/またはより安定な多色物体であると知られている,審美的に少ない満足,である。逆に,物質存在の意味は多色物体が誘発する強い,より美的魅力的になった。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 遺伝的アルゴリズム ,  *モデル ,  最適化 ,  心理学 ,  学習 ,  *計算モデル ,  シミュレーション ,  神経回路網 ,  運動量
準シソーラス用語： 隠れ層 ,  スコア ,  心理実験 ,  心理学的モデル ,  逆伝播ニューラルネットワーク ,  *精神機能 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 審美 ,  計算モデル ,  ニューラルネットワーク ,  遺伝的アルゴリズム ,  SD

分類 (2件)： 色  (BD03090A) ,  視覚  (EJ13020B)

タイトルに関連する用語 (4件)： 多色 ,  評価 ,  精神機能 ,  計算モデル