文献
J-GLOBAL ID:201702269715275457   整理番号:17A0754587

MALDI-TOF質量分析を用いたりん酸化部位のりん酸化と同定による油-水界面での増強された卵白アルブミン安定性【Powered by NICT】

Enhanced ovalbumin stability at oil-water interface by phosphorylation and identification of phosphorylation site using MALDI-TOF mass spectrometry
著者 (2件):
資料名:
巻: 153  ページ: 253-262  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
界面特性を改善するために,OVAのリン酸化修飾をトリポリリン酸ナトリウムの存在下で三種のpH値(5.0と7.0と9.0)で乾熱により行った。X線光電子分光法とRaman分光法は,リン酸基が成功裏にOP結合を形成する共有結合相互作用を介して卵白アルブミン骨格上にグラフト化したことを確認した。さらに,2321および18のリン酸化部位を,MALDI-TOF質量分光法によるpH=5.0,それぞれ7.0及び9.0(P OVA5,P OVA7とP OVA9)でリン酸化されたOVAで同定された。よりリン酸化ペプチドと可能なりん酸化部位は反応時間12hに減少した以前の研究より明らかになった。その結果,POVAの等電点(pI)は低いpHにシフトし,広いpH範囲でP OVAは,システムの安定性を改善した。りん酸化誘発性のコンフォメーション変化に依存する,動的界面張力を,Fourier変換Ramanおよび円偏光二色性分光法により調べた,平衡界面張力はP OVA9の自然OVA(N OVA)17.359mNm~ 1から15.969mNm~ 1であった。POVAはO/W乳濁液に適用し,N OVA安定化乳濁液においてよりP OVA安定化乳濁液においてより小さな粒径の狭いサイズ分布がもたらされた。60分貯蔵後の平均粒径の増加率はP OVA5のN OVAに対して72.37%から7.97%に減少し,凝集と合体を防止することにより乳濁液安定性の顕著な改善を示唆した。本研究の結果は,天然生体高分子は,りん酸化と界面特性を増強することによりO/Wエマルションに適用できることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
蛋白質・ペプチド一般 

前のページに戻る