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J-GLOBAL ID：201702270280334099   整理番号：17A1370271

港湾の中長期政策の策定に向けて 中長期政策のヒントとなる:世界を取り巻く情勢変化 北極海航路の利活用と今後の方向性

著者 (1件)： 大塚夏彦 (北大 北極域研究セ)
資料名： 港湾
巻： 94  号： 10  ページ： 16-17  発行年： 2017年10月25日 
JST資料番号： G0129A  ISSN： 0287-4733  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 北極海航路(NSR)の利活用の動向と今後の方向性について述べた。当面は,ロシア北極圏産の原油・天然ガス,およびその開発に関連する貨物がNSRの主要貨物であろう。NSRはアジア各国がエネルギー調達先の多様化を進めるなかで,選択肢のひとつに加わる可能性がある。耐氷船を持たない日本の船社では,NSRはまだリスクが大きく,市場規模も小さく,船を新造してまで参入する環境にはないと考えるのが大勢である。次の順に述べた。1)21世紀に出現した北極海航路,2)各国の動向,3)地理的・地政学的評価,4)今後の可能性。

シソーラス用語： *航路 ,  *海上輸送 ,  原油 ,  天然ガス ,  ロシア連邦 ,  *エネルギー輸送
準シソーラス用語： 北極海航路

分類 (1件)： 水上輸送・サービス一般  (TD01010U)

引用文献 (3件)：

• Jian LI and Yingnan ZHAO (2017), “コスコシッピング特殊貨物輸送の北極市場開発の実践と展望”, 北極域研究共同推進拠点第3回公開セミナー, 札幌.
• COSCO Shipping社へのインタビューによる (2017).
• スエズ運河庁へのインタビューによる (2017).

タイトルに関連する用語 (7件)： 港湾 ,  政策 ,  ヒント ,  世界 ,  北極海航路 ,  活用 ,  方向性