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J-GLOBAL ID：201702270645836794   整理番号：17A0218823

表面増強Raman分光法によるAg/N719/TiO₂界面での電荷移動の研究

Investigation of Charge Transfer in Ag/N719/TiO₂ Interface by Surface-Enhanced Raman Spectroscopy

著者 (8件)： WANG Xiaolei (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  WANG Yue (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  SUI Huimin (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  ZHANG Xiaolei (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  SU Hongyang (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  CHENG Weina (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  HAN Xiao Xia (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  ZHAO Bing (Jilin Univ., Changchun, CHN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 120  号： 24  ページ： 13078-13086  発行年： 2016年06月23日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 表面増強Ramanおよび紫外線光電子分光法を用いて,光照射(532,633,785nm)によるAgナノ粒子/N719/(TiO₂)_n(n=0~3)界面での電荷移動(CT)について調べた。電荷移動度(785nmを除く)はn=2のときに最大になり,いずれの波長でもSERSには電磁因子とCT(N719/TiO₂)が寄与し,532nmではさらにCT(Ag/N719)と共鳴効果(RR),633nmではCT(Ag/N719)が寄与することが分かった。Ag自己組織化薄膜で被覆したシリコン基板にN719を固定したのちに,Ti(O^tBu)₄溶液への浸漬/加水分解を繰り返すことで作製した複合体膜では,N719とAgはSCN基を介して,TiO₂とN719はエステル結合によって連結されていた。

シソーラス用語： *表面増強Raman分光法 ,  *電荷移動 ,  *銀 ,  *ルテニウム錯体 ,  *色素 ,  *酸化チタン ,  *界面 ,  化学結合 ,  キャリア移動度 ,  共鳴 ,  カルボキシ基
準シソーラス用語： カルボキシル基 ,  *N719 ,  エステル結合 ,  共鳴効果 ,  固固界面 ,  自己組織化膜

分類 (2件)： 界面の電気的性質一般  (BM03081H) ,  錯体の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  (BM08065K)

タイトルに関連する用語 (7件)： 表面増強Raman分光法 ,  Ag ,  N719 ,  TiO2 ,  界面 ,  電荷移動 ,  研究