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J-GLOBAL ID:201702270850669470   整理番号:17A0051768

Arabidopsis thaliana中のスクシニルアセトンの定量のためのGC/MS法

A GC/MS method for determination of succinylacetone in Arabidopsis thaliana
著者 (7件):
資料名:
巻: 408  号: 17  ページ: 4661-4667  発行年: 2016年07月 
JST資料番号: E0425B  ISSN: 1618-2642  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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スクシニルアセトンは,ヒトと動物の体内でのチロシンの分解経路での最終段階が阻害されて引き起こされるチロシンの毒性代謝物であるが,植物内でチロシンの代謝阻害が見い出されているにもかかわらず,植物の中でのその存在が明確ではなかった。Arabidopsis thaliana中のスクシニルアセトンの定量のためのGC-MS法が,はじめて開発された。オキシム化とシリル化の両方が,誘導体化法で適用され,検量線のすぐれた直線性を得るために,オキシム化が完了する前の低温条件が,スクシニルアセトンの熱不安定性に起因して,必要であることが見い出された。スクシニルアセトン誘導体の4つの異性体によって形成される特異なクロマトグラムのパターンが,その同定のために有用な特性を与えた。本法の検出限界は,A.thaliana中で0.25ppmであった。回収率は,95.4~109.3%の間であり,変動係数は,日内試験で4.36~7.81%の範囲にあり,日間試験で6.47~8.52%の範囲にあった。A.thalianaの野生型と短日感受性細胞死の1mutantへの適用は,スクシニルアセトンの測定量としおれ症状の間に明らかな相関を示し,本法が,植物の内部でのスクシニルアセトンの毒物学とチロシンの異化作用についての今後の研究のための強力な手段になることを示唆する。Copyright 2016 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物の各種分析  ,  植物の生化学 
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