文献
J-GLOBAL ID:201702270869872769   整理番号:17A0401139

iTRAQ定量的プロテオミクス解析はマグネタイトにより促進されたプロピオン酸のメタン化の経路を明らかにする【Powered by NICT】

iTRAQ quantitative proteomic analysis reveals the pathways for methanation of propionate facilitated by magnetite
著者 (5件):
資料名:
巻: 108  ページ: 212-221  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
プロピオン酸のメタンは,プロピオン酸酸化細菌と水素資化性メタン生成細菌の栄養共生相互作用,これは種間電子移動と呼ばれているが必要である。本研究では,10mg/L導電性マグネタイトをバッチ実験におけるプロピオン酸からのメタン生産速度を高め約44%,直接種間電子移動と種間H_2移動したマグネタイトを添加した熱力学的に実現可能であることを示した。マグネタイトにより促進されたプロピオン酸のメタン化が,長期操作した連続式リアクターで実証した。マグネタイトで強化した混合培養による酢酸からのメタン生成速度はマグネタイト無しのものより高かったが,類似したメタン生成速度は,磁鉄鉱ない濃縮された混合培養によるH_2/CO_2から発見された。分子H_2を利用する能力は,磁鉄鉱に富む培養における役割を種間H_2移動プラッドを示し,種間H_2移動関連プロピオン酸酸化細菌もメタゲノム配列決定により検出された。メタゲノム配列解析はまた,直接種間電子移動と可能性に関連したThaueraは磁鉄鉱の添加に富んでいたことを示した。初めてのための混合培養に用いた,iTRAQ定量的プロテオミクス解析は,マグネタイトはプロピオン酸のメタン化反応における種々の経路に関与する蛋白質発現レベルの変化を誘導することを示した。プロピオン酸代謝に関与する蛋白質のアップレギュレーションが見出され,それらは主にこれまでの直接種間電子移動できることが報告されていないしたプロピオン酸酸化細菌に起因する。チトクロームcオキシダーゼは,Thaueraから磁鉄鉱と発生の添加によるそのアップレギュレーションを考慮した直接種間電子移動に関連する可能な蛋白質であることを明らかにした。メタン代謝におけるアップレギュレートされた蛋白質の大部分は,Methanosaetaに起因するものであったが,ダウンレギュレートされた蛋白質と酵素の大部分はMethanosarcinaに起因する。しかし,水素資化性メタン生成に関連するアップレギュレートされた蛋白質は,Methanosaeta,Methanosarcinaもから生じ,それらは直接種間電子移動に関与していなかった示した。水素資化性メタン生成細菌,例えばMethanospirillum,Methanosphaerulaらは,直接種間電子移動に関与している可能性がある。全体として,本研究は,直接種間電子移動と種間H_2移動の両方が磁鉄鉱により促進されたプロピオン酸のメタン化中に存在することを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
下水,廃水の生物学的処理 

前のページに戻る