文献
J-GLOBAL ID:201702270901097517   整理番号:17A0449683

食品添加物シリカナノ粒子の生物動力学と食品成分との相互作用【Powered by NICT】

Biokinetics of food additive silica nanoparticles and their interactions with food components
著者 (9件):
資料名:
巻: 150  ページ: 384-392  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ナノ材料は,生産,包装,センサ,栄養デリバリーシステム,及び食品添加物の食品産業で広く利用されてきた。しかし,食品グレードナノ粒子と生体分子ばかりかそれらの潜在的毒性間の相互作用に関する研究は限られている。本研究では,最も広く用いられている食品添加物の一つであるシリカ(SiO_2)のin vivo溶解度,経口吸収,組織分布および排せつ動力学をラットに単回経口投与後の粒径(ナノとバルク)に関して評価した。腸輸送機構は3D培養系,ヒト腸濾胞被蓋上皮(FAE)のin vitroモデルを用いて調べた。ナノ粒子の経口吸収に対する食品成分の存在下,糖と蛋白質のような,の影響を,それらの相互作用に焦点を当てて評価した。得られた結果は,ナノ粒子(3.94±0.38%)の経口吸収はバルク材料(2.95±0.37%)のそれよりも大きく,ミクロフォールド(M)細胞による腸輸送に恐らく起因することを示した。一方,粒径はin vivoでの溶解性,生体内分布,排せつ速度に顕著な効果を持たないことが分かった。シリカナノ粒子の経口吸収プロファイルは,高度に糖あるいは蛋白質の存在に依存し,グルコースの急速な吸収速度,おそらくナノ粒子への表面相互作用に起因して示した。これらの知見は,食品グレードナノ粒子の潜在的毒性を予測するための,生物学的相互作用を理解するために有用であろう。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
コロイド化学一般  ,  物理薬剤学 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る