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J-GLOBAL ID:201702270969598162   整理番号:17A0050027

13C2-エタノールおよび13C2-エチレンに共通する原料を経由するMgAl酸化物担持K/MoS2触媒を用いるC3~C4アルコールの合成経路の評価

Assessing C3-C4 alcohol synthesis pathways over a MgAl oxide supported K/MoS2 catalyst via 13C2-ethanol and 13C2-ethylene co-feeds
著者 (7件):
資料名:
巻: 423  ページ: 224-232  発行年: 2016年11月 
JST資料番号: B0605C  ISSN: 1381-1169  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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合成ガスからのC3~C4アルコール合成のメカニズムを,13C2-エタノールおよび13C2-エチレンに共原料を用いるMgAl混合酸化物(MMO)担持K/MoS2触媒を用い解明した。K/バルク-MoS2を制御触媒として用い,高度のアルコール合成経路に関するK/MoS2およびK/MoS2-MMO部位の役割を洞察した。13C NMRを用いる生成物の分析により,13C2-エタノールおよび13C2-エチレン共通原料を用いるC3~C4アルコールにおいて末端炭素に13Cが優先的に集まることが分かり,このことによりCOの挿入が一級の高級アルコールを合成する経路に生ずること,およびオレフィンのカルボニル化がアルコール合成と同一経路を経由して進行することが各々分かった。13C2-エタノール共原料を用いるCOの水素化反応時の13C4-1-ブタノール種を観察することにより,第2経路としてエタノールが自己カップリングし1-ブタノールを生成するという確証を得ることができた。更に,アセテート種が,アシル前駆体がアルコキシアニオンと反応することにより生成することも分かった。アセチル種(CH3CO*)のエトキシ中間体(C2H5O*)への水素化は,用いた反応条件下で非常に不可逆的であることが分かり,アセテート種におけるアセチル基に関しては末端炭素に13Cが優先的に集まることを観察することはできなかった。プロピオネート種は,プロピオネートの対応するアルコールのエステル化を経由し生成することが分かり,他方K/バルク-MoS2およびMMOの各々が担持する触媒上で観察できるイソブチルアルコールの生成は,メタノールの1-プロパノール種あるいは1-プロパノール由来種のカップリングを経由し生ずることが分かった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
付加反応,脱離反応  ,  不均一系触媒反応 

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