文献
J-GLOBAL ID:201702271456262289   整理番号:17A0373787

初期白亜紀におけるラサブロックの古緯度に対する古地磁気的制約:チベットと安定なアジアのインド-アジア衝突と緯度短縮推定の開始との関係【Powered by NICT】

Paleomagnetic constraints on the paleolatitude of the Lhasa block during the Early Cretaceous: Implications for the onset of India-Asia collision and latitudinal shortening estimates across Tibet and stable Asia
著者 (6件):
資料名:
巻: 41  ページ: 352-372  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2249A  ISSN: 1342-937X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
層間挿入火山-堆積シーケンスは,チベット南部のLhasa地塊の北部に露出している。二試料からのジルコンU-Pb年代測定結果は,Duoni形成火山流の定置年代は120.2±0.5Maであることを示した。235次第に消磁された火山岩試料(25部位)と41砂岩試料(5サイト)からの古地磁気の結果は,支配的な残留磁気キャリアは,火山試料中のチタンの少ないチタノマグネタイトと少ないチタノヘマタイトと砂岩試料中のTiに富むチタン磁鉄鉱であることを示した。岩石磁気的研究,系統的減磁挙動,正のしゅう曲テスト結果,および,直接岩石学的同定は全て化学的に安定な磁性粒子によって記録された古地磁気方向は,火山流における一次熱残留磁化と砂岩中の砕屑物の残留磁化であることを示した。傾斜補正したChRM平均方向はID/α_95=6.3°(N=19)を有する356.4°/16.4°であり,A_95=6.1°λ_p=66.9°N,φ_p=281.2°Eの古地磁気極位置に対応した。以前に公表された結果と組み合わせて,地質年代学的年代測定と古地磁気分析は,前期白亜紀におけるラサブロックの南縁の13.1±2.7°Nの古緯度を示した。,ユーラシア大陸の最南端縁部は,初期白亜紀と暁新世の間で13.1±2.7°Nの低中緯度であった可能性がある。テーチスヒマラヤブロックからの結果および安定的なインドとユーラシアからの参照極との比較に基づいて,初期暁新世を通した前期白亜紀におけるラサブロックの低中古位置はインドとアジア間の初期接触は約59.3Maに起こったことを示唆する。剛体ユーラシアプレートの仮定の下で,このタイミングは1450±400km(13.1±3.7°N)の全衝突に関連した緯度収束がLhasaブロックおよび安定なアジアの東部対曲からのインドシナブロックのしゅう曲運動,衝上断層運動,正断層運動,地殻厚化,チベットと中央アジアの大陸内沈み込みと南東大陸性押し出しによって順応されてきたことを意味している。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
古地磁気・岩石磁気 

前のページに戻る