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J-GLOBAL ID：201702271500797322   整理番号：17A0894440

薬木,特にキハダの造林・収穫・販売 薬用樹木キハダの優良系統選抜とクローン増殖を目指して

著者 (1件)： 谷口亨 (森林総合研 森林バイオ研究セ)
資料名： 森林技術
号： 904  ページ： 20-21  発行年： 2017年07月10日 
JST資料番号： G0035A  ISSN： 1349-452X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： オウバクの原料であるキハダの国産品率は,わずか1.3%である。国内供給を安定化させるためには,キハダの栽培化が有効と考えられる。本稿では,薬用樹木キハダの優良系統選抜とクローン増殖を,次の項目に沿って記述した。1)成長と薬用成分(系統により成長の良い系統を発見,ベルベリン含有量と胸高直径には正の相関関係がある),2)成長が早く,ベルベリン含有率が高い系統の選抜,3)選抜系統の組織培養によるクローン増殖,である。

シソーラス用語： *キハダ【植物】 ,  *黄柏 ,  *分離育種 ,  *クローン ,  *薬用植物 ,  樹木 ,  系統差 ,  植物成長 ,  含有量 ,  組織培養 ,  植栽 ,  酸素複素環化合物 ,  ピリジニウム ,  プロトベルベリンアルカロイド ,  フェノールエーテル ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： *クローン増殖 ,  供給安定性 ,  系統選抜 ,  国産 ,  国内市場 ,  栽培化

分類 (2件)： 薬用植物  (FC03075M) ,  作物の品種改良  (FC02030G)

物質索引 (1件)： ベルベリン

引用文献 (3件)：

• 有吉邦夫(1989) キハダ. (木本植物の増殖と育種, 農業図書)105-109.
• Azad, M. A. K., et al. (2005) Plant cell, tissue and organ culture 80 : 43-50.
• 吉良今朝芳ら(1993) 九大演報67:9-20

タイトルに関連する用語 (9件)： 薬 ,  木 ,  キハダ ,  造林 ,  収穫 ,  販売 ,  樹木 ,  系統選抜 ,  クローン増殖