文献

J-GLOBAL ID：201702271718407500   整理番号：17A0823899

BL-5の2元素DXAFS装置の開発

Development of Double Element DXAFS Instrument at BL-5

著者 (3件)： KATAYAMA Misaki (Ritsumeikan Univ., Shiga, JPN) ,  YAMAGISHI Hirona (Ritsumeikan Univ., Shiga, JPN) ,  INADA Yasuhiro (Ritsumeikan Univ., Shiga, JPN)
資料名： Memoirs of the SR Center, Ritsumeikan University  (Memoirs of the SR Center, Ritsumeikan University)
号： 19  ページ： 33-38  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： L4610A  ISSN： 1345-1650  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 立命館大学SRセンターのBL-5で新設計の2元素分散XAFS(DE-DXAFS)装置を開発した。DE-DXAFSシステムは曲率の異なる二つのポリクロメータ結晶を含む二重ポリクロメータシステムと位置敏感検出器とからなる。DE-DXAFSをリチウムイオン電池のLiNi_0.5Mn_1.5O₄正極のin-siitu XANES実験に適用した。DE-DXAFS技術の能力を実証し,放電過程と充電過程でのNiおよびMn化学種の化学状態変化に関する情報を同時に得ることができた。Ni化学種の酸化還元反応は,4Vより高い電圧で充電過程と放電過程の両方で起こり,Mn化学種は酸化還元反応の活性中心として働くことが明らかとなった。DE-DXAFS装置は,機構解析のための強力なツールになると期待されており,物質設計に役立つ情報を提供する。

シソーラス用語： ビームライン ,  放射光施設 ,  分光計 ,  *X線スペクトロメータ ,  *XANES ,  *リチウムイオン電池 ,  カソード ,  マンガン酸塩 ,  リチウム化合物 ,  ニッケル化合物 ,  状態 ,  酸化還元反応 ,  充電 ,  放電 ,  実験 ,  マンガン ,  ニッケル ,  X線吸収端
準シソーラス用語： in situ実験 ,  K吸収端 ,  ポリクロメータ ,  化学状態 ,  充放電 ,  正極【電池系】

分類 (2件)： X線技術  (BA02060D) ,  二次電池  (YB04030K)

タイトルに関連する用語 (2件)： 元素 ,  開発