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J-GLOBAL ID:201702272010972809   整理番号:17A0083715

若齢のトウモロコシ(Zea mays)植物の窒素栄養素状態はNaClストレスにより制約されない

Nitrogen nutritional status of young maize plants (Zea mays) is not limited by NaCl stress
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資料名:
巻: 179  号:ページ: 775-783  発行年: 2016年12月 
JST資料番号: H0325A  ISSN: 1436-8730  CODEN: JNSSFZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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トウモロコシ(Zea mays L.cv.Pioneer3906)植物を4種類の異なるNaCl処理(参照用,50,100,150mM NaCl)による水耕栽培で成長させた。窒素(N)は2mMCa(NO3)2の十分に濃縮した栄養素溶液として供給した。ポットに植えた植物の半分はNaCl施用開始後2日後に1mMNH4NO3を添加して処理した。23日後に,トウモロコシ植物を収穫し,シュートと根の硝酸塩の含量と濃度,N並びに塩化物の低下量を測定した。NaClストレスを強めると,正味の硝酸塩摂取量と正味の全Nの根からシュートへの移動量が著しく低下した。塩ストレス下ではシュートでの硝酸塩濃度の低下は多分硝酸レダクターゼの基質制約を起こすと考えられる。しかし,シュートでのN濃度の低下は塩ストレスの影響を受けておらず,窒素欠乏も観測されなかった。100および150mM NaCl処理へNの追加施用をしても,植物成長は改善しなかった。Cl-/NO3-拮抗作用は僅かに弱くしか検出されず,多分トウモロコシのCl-の排除能がその理由と思われる。このように,NaCl施用により全Nの正味摂取量と生体輸送量は著しく低下するにも係らず,トウモロコシ植物が若齢になるほどそれでもなおN栄養素以外の他の成長制限因子類が示す要求量に見合うほどには十分なN量を摂取しない。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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トウモロコシ  ,  植物に対する影響  ,  植物栄養  ,  植物の生化学 

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