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J-GLOBAL ID：201702272280521036   整理番号：17A0325845

ヒト多能性幹細胞の長期的拡大のためのエラストマーマイクロ三脚アレイを用いた培養基質【Powered by NICT】

Culture substrates made of elastomeric micro-tripod arrays for long-term expansion of human pluripotent stem cells

著者 (10件)： Li J. (Institute for Integrated Cell-Material Science (iCeMS), Kyoto University, Kyoto 606-8507, Japan. [e-mail]) ,  Zhang F. ,  Yu L. ,  Fujimoto N. ,  Yoshioka M. ,  Li X. ,  Shi J. ,  Kotera H. ,  Liu L. ,  Chen Y.
資料名： Journal of Materials Chemistry B. Materials for Biology and Medicine  (Journal of Materials Chemistry B. Materials for Biology and Medicine)
巻： 5  号： 2  ページ： 236-244  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2382A  ISSN： 2050-750X  CODEN： JMCBDV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒト多能性幹細胞(hPSC)の培養と膨張は,基質の化学的および物理的特性に依存する。低剛性を与えるゲル被覆基板は,hPSCの長期多能性維持に一般的に使用される。著者らは以前に,ゼラチンナノ繊維基質もhPSCの長期培養を可能にし,細胞外マトリックス蛋白質の三次元(3D)組織の重要性を示唆していることを報告した。3D特徴と材料剛性の重要性を評価するために,著者らは弾性マイクロ三脚アレイ(MTA)を作製し,多能性損失または染色体異常の発生を観測することなく,10以上継代hPSC伝搬を維持した。もMTAのhPSCコロニーはゲル被覆平面基板上のものよりもより丸みを帯びたことを見出した。理論的分析は,エラストマーMTAの有効剛性であるゲル被覆基板のそれに匹敵すると構造異方性の影響は無視できることを示唆した。MTA上の細胞は継代中に基板からhPSCコロニーと同様に無酵素剥離下の増強された拡散から利益を得ている。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *基質 ,  コロニー ,  ゼラチン ,  *ヒト ,  三次元 ,  剛性 ,  ナノファイバ ,  *多能性幹細胞 ,  弾性 ,  ゲルコート ,  *汎用性
準シソーラス用語： 構造異方性 ,  *エラストマ ,  細胞外マトリックス蛋白質 ,  *三脚 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  細胞・組織培養法  (EA03040R) ,  医用素材  (GA05040H) ,  固体デバイス製造技術一般  (NC03030V)

タイトルに関連する用語 (7件)： ヒト ,  多能性幹細胞 ,  長期 ,  拡大 ,  アレイ ,  培養 ,  基質