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J-GLOBAL ID:201702272374233536   整理番号:17A0087338

ゲノム解析は従属栄養性好酸菌Acidicaldus DX-1株の還元型無機硫黄化合物の酸化メカニズムを明らかにする

Genomic Analysis Unravels Reduced Inorganic Sulfur Compound Oxidation of Heterotrophic Acidophilic Acidicaldus sp. Strain DX-1
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資料名:
巻: 2016  号: Genomics  ページ: ROMBUNNO.8137012 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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近年多くの化学独立栄養性硫黄酸化細菌における還元型無機硫黄化合物(RISC)の酸化についての研究がなされているが,従属栄養性好酸菌におけるRISC酸化に関する情報はほとんどない。本研究では,従属栄養性硫黄酸化好酸菌Acidicaldus DX-1株を単離した。そのゲノム配列を決定し,比較ゲノミクス解析した。さらに,リアルタイム定量的PCRによりRISC酸化に関与する遺伝子発現を同定した。チオ硫酸:キノンオキシドレダクターゼコード遺伝子はAcidicaldus DX-1株に存在するが,テトラチオネート加水分解酵素と類似性を示す候補遺伝子は見出されなかった。さらに,ヘテロジスルフィドレダクターゼ複合体コード遺伝子が存在し,細胞質硫黄酸化に重要な役割を果たしていた。多くの従属栄養性硫黄酸化細菌と同様に,Acidicaldus DX-1株は亜硫酸の直接酸化に必須な酵素をコードする遺伝子を持っていなかった。Acidicaldus DX-1株のアデノシン-5′-ホスホ硫酸を介した亜硫酸の間接的酸化を類推した。しかし,Sox系をコードする遺伝子を有する他の近縁細菌Acidiphilium cryptumおよびAcidiphilium multivorumと比較して,これらの遺伝子のほとんどすべては本Acidicaldus株で検出されなかった。本研究は,従属栄養性硫黄酸化好酸菌におけるRISC酸化に関する将来的研究に対する知見を提供する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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代謝と栄養 
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